教員紹介

Profile

天宮 陽子
コース長 教授
天宮 陽子
Amamiya Yoko
人間形成における対話の重要性を理論的基盤とし、幼児期における言葉・感性・表現の育ちを研究している。専門は生活科学、家政哲学、幼児教育学、児童文化財研究。博士(家政学)。2021年より共愛学園前橋国際大学短期大学部に勤務し、2026年度より共愛学園前橋国際大学幼児教育・保育コース教授。前橋市子ども読書活動推進計画検討委員・策定委員(委員長)をはじめ、前橋市児童文化センター運営委員、前橋市公民館運営審議会委員などを務め、地域における児童文化振興にも携わっている。

学生へメッセージ

私の研究の出発点は、「人はどのように対話の中で育っていくのか」という問いです。幼児期はその基盤が最も豊かにあらわれる時期です。子どもは絵本と出会い、遊びに没頭し、他者とのやりとりを重ねながら、自分の言葉と世界を広げていきます。その姿の中に、人間形成の核心があると考えています。
授業では児童文化財に触れ、読み合いや造形を体験しながら、「子どもは今、何を感じ、何を考えているのか」を丁寧に考えます。体験と理論を往還しながら、幼児教育と保育の奥深さを理解していきます。
ゼミでは、対話という営みに注目し、絵本や紙芝居の教育的意義、児童文化財を用いた実践のあり方を探究します。問いを立て、議論を重ねる中で、幼児教育と保育を自分の言葉で語れる力を育てます。

幼児教育と保育は、あたたかさと同時に深い思索を必要とする営みです。子どもの世界に本気で向き合い、楽しく、そして深く学びたい人と、一緒に探究できることを楽しみにしています。

研究内容について

私の研究は、「話すこと」と「聞くこと」という言語的営みが人間形成にどのように関わるのかを明らかにすることを出発点としています。人は他者とのやりとりを通して思考を深め、言葉を獲得し、自己を形成していきます。幼児期の保育・教育の場は、その営みが豊かに展開される場の一つです。

現在は、絵本や紙芝居などの児童文化財に着目し、読み聞かせや共有読書の場に生まれる対話の意味を研究しています。児童文化財を子どもと文化をつなぐ教育的媒介として位置づけ、その教育的意義を理論的に検討するとともに、造形活動や遊びとの関連の中で、言葉と表現がどのように深まるのかを考察しています。

さらに、幼児期から児童期への発達の連続性に目を向け、幼保小の接続を視野に入れた教育の在り方について研究を進めています。大学での授業やゼミ活動、地域連携実践も、理論と往還する研究の場となっています。

担当科目

幼児と言葉保育内容「言葉」の指導法子ども家庭支援の心理学児童文化財と遊びアートと遊び基礎演習Ⅰ・Ⅱ課題演習Ⅰ・Ⅱ教育と社会(教育原理Ⅱオムニバス)生活科概説/生活科教育法/Self-Design Challenge

所属する機構/コースの教員一覧

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