ポーランド ニコラウス・コペルニクス大学交換留学レポート Vol.4

2026年1月16日

N.O.さん(英語コミュニケーションコース3年)

12月はテストや課題が重なり、学習面では忙しい1か月でした。言語学のテストでは、専門用語を英語で説明する必要があったため、授業で配られた資料を見返しながら、テストに向けて準備を進めました。無事に授業を修了することができ、少し安心すると同時に、残りの授業にも引き続きしっかり取り組んでいきたいと思いました。

授業外の出来事としては、日本語学科の学生に誘われ、日本のアニメ映画を現地の映画館で鑑賞しました。音声は英語、字幕はポーランド語という環境で、日本のアニメが親しまれている様子を目の当たりにし、その影響力の大きさに驚きました。また、エンドロールになったら明るくなり、多くの人が帰ってしまうことに驚きました。日本との映画館文化の違いも印象に残っています。
また、留学生同士でクリスマスマーケットやイベントを楽しんだこともいい思い出です。毎週行われている交流会でクリスマスパーティーをし、クッキー作りを楽しみました。ヨーロッパ圏の学生が皆で歌っていたクリスマスソングは、私や他のアジア圏の学生には知らない曲でした。同じクリスマスでも、地域によって文化の違いがあることに気づき、とても面白い経験でした。

ポーランド国外へも足を延ばし、ドイツのベルリンとドレスデン、チェコのプラハを訪れました。どの都市も、歴史と文化を実際に感じられる場所が多く、学びの多い旅行となりました。
ベルリンでは、ブランデンブルク門やチェックポイント・チャーリー、ベルリンの壁(イーストサイドギャラリー)を訪れ、東西分断の歴史を自分の目で見ることができました。ユダヤ人博物館では、展示やアート作品を通して歴史が伝えられており、以前学んだ内容と重ねながら考える時間になりました。街の中に歴史が残り、現在の生活と共存していることが印象に残っています。
ドレスデンでは、バロック様式の建築が立ち並ぶ街並みを見学しました。ツヴィンガー宮殿をはじめとした歴史的建築はとても美しく、長い時間をかけて守られてきた文化の重みを感じました。また、クリスマスマーケットの歴史の長さにも触れ、ヨーロッパならではの文化が今も大切に受け継がれていることを実感しました。
プラハは、街全体が世界遺産に登録されているだけあり、どこを歩いても歴史を感じられる場所でした。カレル橋やプラハ城などを訪れ、中世から続く街並みが現在も生活の一部として残っていることに驚きました。観光地でありながら、日常と歴史が自然に共存している点が印象的でした。
3都市を巡る中で、歴史は教科書の中だけのものではなく、街や人々の暮らしの中に息づいているものだと実感しました。実際にその場所を訪れたことで、これまで学んできた歴史への理解が深まり、留学中だからこそ得られた貴重な経験になりました。

12月は学業、交流、旅行のすべてにおいて刺激の多い1か月でした。残りの留学期間も、学びと経験の一つひとつを大切にしながら過ごしていきたいと思います。

 

M.S.さん(国際コース2年)

ポーランドでの生活も3か月が過ぎ、12月は特に印象に残る出来事が多い1か月でした。ヨーロッパで迎える初めてのクリスマスを楽しみにしており、トルンで開催されたクリスマスマーケットには何度も足を運びました。フード屋台やクリスマスオーナメントの店が並び、観覧車やメリーゴーランドも設置され、街全体がイルミネーションに包まれた幻想的な雰囲気でした。ホットチョコレートやホットワイン、ザピエカンカ(ポーランドのストリートフードでバゲットを使ったピザトースト)などを味わい、中でもカルボナーラは本当においしくて今まで食べたカルボナーラの中で一番でした。

12月には母と姉がポーランドを訪れ、トルンの街を案内したり、ピエルニキ(ジンジャーブレッド)博物館のワークショップに参加したりしました。家族でヨーロッパのクリスマスマーケットを満喫できたことは、留学生活の大きな思い出です。また、天候に恵まれたグダニスクも再訪し、美しい街並みを改めて楽しむことができました。留学生活が折り返しに差しかかった時期に家族が来てくれたことで、大きな励みになりました。

その後はドイツのベルリン、ドレスデン、チェコのプラハを訪れ、各都市の雰囲気やクリスマスマーケットを巡りました。ベルリンではベルリンの壁が残るEast Side Galleryを見学し、ドレスデンではバロック様式の建築が印象的な街並みに魅了されました。特に、ドイツ最古のクリスマスマーケット「Dresdner Striezelmarkt」は、装飾や雰囲気のすべてが心に残っています。プラハではおとぎ話のような街並みの中で、チェコ料理も楽しみ、夜のライトアップされた景色も幻想的でした。

クリスマス当日は、友人に誘われて、「Polish Family Christmas」に参加しました。中国やインドネシアなどから来た留学生とともにポーランド人家庭を訪問し、手作りの料理や音楽演奏を通して、ポーランドの家庭的なクリスマス文化に触れることができました。温かく迎えてくださった家族との交流は、忘れられない経験です。

12月は留学生活の中でも特に思い出深い1か月となりました。残りの留学期間も、新しいことに挑戦しながら、充実した時間を過ごしていきたいと思います。

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