K.T.さん(国際コース3年)
11月は、タイの代表的な伝統行事「ロイクラトン祭り」がありました。これは旧暦12月の満月の夜に行われ、バナナの葉や花で飾った小さな灯ろう(クラトン)を川に流して、感謝や願いを捧げるお祭りです。本当は『塔の上のラプンツェル』のランタンシーンのモデルとされるチェンマイのコムローイ祭りに行きたかったのですが、準備が間に合わず断念しました。大学近くの祭り会場でもクラトンが販売されていたため、そこで購入し、池に流して願い事をしました。
この4か月で、タイ語も英語も大きく成長したと感じています。タイ語では、挨拶や買い物に必要な会話ができるようになり、最近は大学のエレベーターで話しかけられた時も「一階に行きますか?一年生ですか?日本人ですか?」程度の内容でしたが、きちんと理解することができました。また、タイ語の文字が読めるようになったことは自分でも驚いています。英語に関しては、タイ人のルームメイトや友人との共通言語が英語のため、毎日自然と英語を話す環境があり、スピーキング力が確実に伸びたと実感しています。
最近はタイ料理にも慣れてきて、以前は日本食が恋しかったのに、今ではタイ料理を毎日食べています。特に私は酸っぱいものが好きなので、学食ではいつもトムヤムクンを注文しています。麺の種類にバリエーションがあり、飽きずに楽しめています。
今月は期末試験もあり、試験範囲が広く不安もありましたが、周囲の友人や日本の家族に励まされ、乗り越えられそうです。
また、最近カセサート大学に到着した派遣留学の先輩たちと会う機会があり、おすすめのレストランやスーパーを紹介しました。私はもうすぐ帰国してしまいますが、少しでも先輩たちの役に立てたなら嬉しく思います。
K.S.さん(国際コース3年)
タイに来て約4か月が経ち、帰国が近づいていることが少し寂しく感じられるようになりました。最初は不安も多かったタイでの生活ですが、今では毎日がとても充実しており、残りの時間も大切に過ごしたいと思っています。
現在は最終試験の真っ只中で、勉強漬けの毎日です。久しぶりにここまで勉強しているため大変ですが、試験が終わったらいろいろな場所へ出かけたいという楽しみもあります。
今月はカセサート大学のドッチビー大会に参加しました。ドッチビーは、ドッジボールとルールは一緒で、ボールの代わりに柔らかいフリスビーを使います。日本発祥のスポーツらしく、外国人の学生は初めての人が多かったのですが、次第にみんな白熱し、国籍を超えて一緒に楽しむことができました。とても盛り上がり、翌日は全身が筋肉痛になりました。
11月5日にはタイで一番大きな代表的なお祭り「ロイクラトン」がありました。バナナの葉で作った灯ろうを川に流し、水の精霊に感謝と願いを込める美しい行事で、私は大学のお祭りに行きました。一般のお客さんもたくさん来ていてとてもにぎわっていました。キャンパス内の川に灯ろうが流れる風景はとてもきれいでした。いつか、有名なチェンマイのコムローイ祭りにも行ってみたいです。
また、タイ語クラスの中国人の友人たちと食事に行く機会もあり、日本に興味を持ってくれていることがとても嬉しく感じました。帰国が近づいているので、思い出にとたくさん写真を撮ってくれたり、お土産をくれたりと温かく接してくれ、「またいつか会おう」と約束しました。
観光の授業では、ココナッツ畑が広がる大自然の中を自転車で巡るツーリングにも参加しました。日本ではなかなか体験できない授業で、とても印象に残っています。
さらに、11月後半には派遣留学の先輩たちがカセサート大学に到着し、一緒に出かけたり、交流を深めたりすることができました。帰国まであと少しですが、もっと一緒にいろいろな場所を訪れたいと思っています。







