タイ 国立カセサート大学交換留学レポート Vol.3

2025年11月20日

K.S.さん(国際コース3年)

タイでの留学生活が2か月を過ぎ、日常にもすっかり慣れてきました。現在は授業や課題、インターンシップなどで忙しい日々を送りながらも、残りの期間を悔いなく過ごしたいと思っています。

授業では毎週プレゼンテーション課題があり、これまで苦手意識のあった英語での発表にも積極的に取り組めるようになりました。タイ語の授業では小テストが続きますが、最近はタイ語の文字が読めるようになり、理解が深まってきています。

キャンパスにはフランス、中国、ベトナム、台湾など多様な国からの留学生がいます。日本に興味を持っている人も多く、嬉しく感じています。休日にはフランス人の友人とアユタヤ遺跡を訪れたり、別の友人と街を散策したりしながら、文化や価値観の違いを実感し、学びを深めています。

K.T.さん(国際コース3年)

タイでは、日常のなかでさまざまな場所にマーケットが開かれ、人々の生活に深く根づいています。大学でも、毎日夕方には食堂裏でナイトマーケットが開かれ、カオマンガイやロティ、タイティーなど馴染みの料理が並び、学生で賑わいます。また、毎週金曜日のお昼にはキャンパス内の渡り廊下に屋台が並び、果物やタイの菓子「ロティーサイマイ」、パンケーキ、お寿司などが販売されます。いつもたくさんの学生が集まり、賑やかになっています。

ここまでのタイ生活で印象的だったのは、日本と比べた際の「時間に対する大らかさ」です。授業開始時間になっても先生が全然来なかったり、駅員さんが業務の合間に夕焼けを撮影する様子などから、タイらしいゆったりとした雰囲気が感じられます。また、30度近い気温の中でも長袖を着ている人が多く、体感温度の違いにも驚かされます。

苦労しているタイ語の授業ですが、少しずつ文字が読めるようになり、理解が進んできました。初めは記号のようにしか見えなかったタイ語も、今では文字として認識できるようになっています。来月の期末試験に向け、引き続き努力を重ねていきたいと考えています。

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