タイ国立カセサート大学交換留学レポート Vol.2

2025年10月9日

K.S.さん(国際コース3年)

タイに来てからまもなく2か月が経ちます。ホームシックになることもなく、行きたい場所も多いため、新しい環境を楽しみながら毎日を過ごしています。

先週は中間テストがあり、緊張やストレスもありましたが無事に乗り越えることができました。期末試験も控えているので、今後も集中して学び続けたいと思っています。

タイは外食文化が非常に発達しており、屋台では一食200円以下で食事ができることもあります。タイ人の友人によると、多くの家庭では食事を作らないそうで、「家庭の味」という概念があまりないことに驚きました。便利ではありますが、屋台の食事中心の生活が続くと飽きてしまうこともあります。辛い料理や香草の強い料理が苦手なため、最近はコンビニで食事を済ませることも増えました。先日は日本食が恋しくなり、日本食チェーン店でカツを食べ、日本食のありがたさを改めて感じました。

また、フランス人の友人と一緒にタイの伝統衣装を着て、観光名所であるワット・アルンを訪れました。伝統衣装を身にまとい、観光客で賑わう中で写真を撮る貴重な経験となりました。さらに、タイ人の日本語学科の学生と食事を共にし、文化や言葉を学びながら楽しい時間を過ごすこともできました。

K.T.さん(国際コース3年)

私は現在6科目を履修しており、午前中から授業が始まる日が多いです。授業後は大学の食堂で昼食を取り、寮に戻って過ごしています。食堂にはタイ料理や伝統的なお菓子、日本料理など多様なメニューがあり、毎日の楽しみになっています。

夕方に授業がある日は、日本人や台湾人の友人と一緒にショッピングモール内のレストランで食事をしたり、屋台で夕食を買ったりしています。先日は日本人の友人としゃぶしゃぶを食べ、日本食の懐かしさを実感しました。ただし、タイでは日本食の価格が日本の倍以上するため、気軽に食べることは難しいのが現状です。

一方で、毎日欠かさず楽しんでいるのがタイティーです。紅茶に練乳や砂糖を加えた甘いミルクティーで、コンビニやカフェ、スーパーなどで手軽に購入できます。中でも「Cha Tra Mue(チャトラムー)」のタイティーがお気に入りです。

生活の中で感じたカルチャーショックも少なくありません。タイでは基本的にフォークとスプーンを使って食事をすること、日本の商品や日本食が高額であること、そして飲食店で提供される水が有料であることなど、日本との違いに戸惑うこともあります。

まもなく滞在2か月を迎えます。暑さにはまだ慣れませんが、日々の授業や試験に向き合いながら、前向きに生活を送っています。日本が恋しい気持ちもありますが、留学生活は限られた時間であり、一日一日を大切に学びを深めていきたいと思います。

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