2025年度「共愛ファーム」前期活動報告

2025年9月22日

 

今年度は昨年よりも多くの学生が履修し、活動に参加しました。4月には、夏野菜(トマト・キュウリ・ナス・ピーマンなど)を定植しました。その他にもスイカやズッキーニ、オクラなどにも挑戦しました。昨年の反省を生かし、肥料の量や水やりの頻度を見直すことで、より丁寧な栽培を心がけました。夏の畑作業は想像以上に暑く、野菜の中には暑さで枯れてしまうものもあり、野菜作りの大変さを改めて感じました。だからこそ、苦労して育てた野菜のおいしさは格別でした。

今年も学内での野菜販売を行いました。販売したのはキュウリ・ナス・ピーマン・ジャガイモ4種類です。多くの学生や職員の方に購入していただきました。呼び込みをしたり先輩が制作してくださったポップを持ちながら移動販売も行い、多くの方に共愛ファームの活動を知っていただく良い機会となりました。購入してくださった職員の方から「おいしかった」と感想をいただき、生産者としての喜びを実感しました。

地域交流では、共愛学園小学校の児童と一緒に共愛ファームで収穫した野菜を使い、夏野菜カレーを作りました。野菜の種を取ったり切ったりする作業を小学生と共に行い、自分たちで作ったカレーをおいしそうに食べる子どもたちの姿がとても印象的でした。おかわりをする児童もたくさんおり、食への関心を少しでも持ってもらえことが嬉しく、活動のやりがいを感じました。

後期は秋冬野菜の栽培に加え、シャロン祭でのじゃがバターの出店、また、小学生との交流を通して野菜を使った料理を行う予定です。さらに、毎年恒例となっている七味唐辛子を作るために、唐辛子の栽培にも取り組んでいます。共愛ファームの活動を通して、食の大切さや農作業の苦労を学ぶとともに、地域の方々や小学生との交流を深めることができました。これからもより多くの人に食の魅力を伝えていけたらと思います。

 

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