タイ異文化研修 海外で体験する異文化と学び

2025年9月18日

本研修は、海外経験の少ない学生も参加しやすい海外研修のエントリーモデルとして実施されています。前半はバンコク周辺の観光地を訪問し、事前研修で立てた行動計画に基づき市内散策を行います。後半は協定大学であるカセサート大学の学生と共同学修を行い、現地学生向けにワークショップを実施します。異文化を体感し、理解を深めるきっかけとなる研修です。

前半:文化と自然を体感するフィールドワーク

14名の学生全員が初めてタイを訪れ、日本で事前に立てた行動計画に沿って現地での活動を開始しました。バンコク市内では物価や文化の違いを体感しながら、それぞれの視点で考察を深めていきます。

滞在中には、サメット島での無人島探検やシュノーケリング、南国フルーツの体験など、初めてのタイの海で貴重な経験を積みました。また、アユタヤの世界遺産群や日本人村を訪れ、日本との歴史的つながりを学ぶことができました。さらに、ゾウ乗り体験を通じてタイならではの文化にも触れました。

1週間が経ち、学生たちもタイでの生活に徐々に慣れてきました。これからは、メインプログラムである「タイ国立カセサート大学での研修」が始まります。それぞれの学びがどのように深まっていくのかが期待されます。

 

後半:カセサート大学での研修と国際交流

1週間が経過すると、学生たちはタイでの生活に徐々に慣れ、研修のメインプログラムである国立カセサート大学での活動が始まりました。研修後半では、教育学部で多彩なプログラムに参加しました。本学学生による日本文化紹介ワークショップでは、アニメやファッションなど身近なテーマを英語で発表し、タイの学生たちから大きな反響を得ました。

さらに、伝統衣装の着用体験や広大なキャンパスでのウォークラリー、タイ料理の調理実習を通して、文化や生活習慣への理解を深めました。ASEAN+3諸国をテーマにした英語でのポスターセッションや、ムエタイ体験なども行い、多角的な学びを体験しました。加えて、本学学生がソーラン節を紹介し、互いの文化を発信し合う交流の場となりました。

 

学びの成果と今後への展望

研修の最終日には、これまでの学びを英語で発表するプレゼンテーションを実施しました。タイの学生の積極的な姿勢に刺激を受け、自らの成長を実感するとともに、異文化交流の意義を再確認しました。

今回の研修を支えてくださったカセサート大学の先生方、学生の皆様に心より感謝申し上げます。この貴重な経験を今後の学びに活かし、引き続き国際理解を深めてまいります。

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