2025年6月23日
「群馬で学ぶ」の現場体験学修として、富岡市の中心市街地を訪れました。
「群馬で学ぶ」は群馬を知り、群馬のために何ができるかを考える授業です。県の総合計画を読み込み、自治体の方向性を理解した上で、富岡市や桐生市、大泉町、県庁で現場体験を行い、「群馬のためにできること」を考え具体的な施策まで落とし込み発表します。
富岡市の現場体験は「関係人口の創出」をテーマに街を考えます。まずは街のことを良く知るために、午前は街歩きを行いました。ガイドを務めたのは、この授業の担当である児浦良裕准教授のゼミに属する学生です。同市在住で中心市街地の研究を進めています。独特の細い路地を歩き、そのなりたちや歴史にふれながら、くまなく案内をしてくれました。
午後は25年続いている地域住民主導のイベント「げんきフェスタ」の主催者の一人である入山寛之さんのお話をううかがいました。げんきフェスタだけでなく、空き家を活用した街宿も運営し、地域住民と観光客の交流を生み出している入山さんのお話に、学生たちも真剣に耳を傾けていました。
げんきフェスタに出店している方や、商店の方にも積極的に声をかけ、取材している学生の姿も見られました。
同市役所の皆様、同市観光協会の皆様、入山さんをはじめとする市街地の皆様、また突然にもかかわらず快く学生たちの取材を受けてくださった方々に心からの御礼を申し上げます。