教員紹介

Profile

上原 宏
教授
上原 宏
UEHARA Hiroshi
筑波大学ビジネス科学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。2017年〜2021年秋田県立大学システム科学技術学部教授、2021年〜2025年立正大学データサイエンス学部教授を経て現職。2017年より農林水産省スマート農業関連プロジェクトの各種委員を継続(詳細下記research map 参照)。AI、データサイエンス分野の研究で、人工知能学会2022年度全国大会OS部門「食とAI」優秀賞、2022 IEEE 38th International Conference on Data Engineering Workshops (ICDEW)ベストペーパー賞、2025年情報処理学会 数理モデル化と問題解決研究会 ベストプレゼンテーション賞、など各種受賞。特に、料理を味わう人の知覚をAIでモデル化することに興味があります。

学生へメッセージ

今、AIは皆さんの身近な生活の場面で様々なサービスとして利用され、その進化には目を見張るものがあります。例えば、将棋AIは大抵の有段者を上回ります。しかし一方でAIを相手にトレーニングを積んだ棋士がAIを超える戦術を思いつくということもあり、AIと人との関係は双方向化が進もうとしています。皆さんの中には、生成AIと対話を続けているうちに、生成AIが皆さん自身の興味や問題意識を理解し始めて、“気の利いた”応え方をするようになるのに気がついた人もいるのではないかと思います。しかし、的確な問いかけを続けていないと、AIは混乱し始め”空気を読まない”応答が多くなります。つまり、AIは単にサービスを提供するものでなくて、あたかも対人関係のように人との関係性において、いかようにも存在が変化するようなものになりつつあるということです。対人関係では、相手をよく観察し理解することが大切なように、AIを深く理解して関係性をうまく構築することがAI社会の時代では大変重要なスキルとなります。また、企業でのAI活用も本格化しており、AIを深く理解し活用できるエンジニアに対するニーズは非常に大きくなっているものの、こうした要請に応えられる人材は大変不足しているのが現状です。

劇的に進化するAIの本質を理解し、その潜在能力を最大限に引き出す技術について深く学ぶ機会を皆さんに提供し、AIの未来についていっしょに考えたいと思います。

研究内容について

AIと呼ばれる技術の基礎になった理論は意外に古く、1990年代には現代のAIに直接つながる理論が生まれています。現代のAIはこの30年以上にわたる膨大な研究の積み重ねが土台となっており、こうした研究分野を“機械学習”と呼びます。

2010年ころから機械学習を専門に研究しており、特に人の知覚(視覚、触覚など)をAIでどのように模倣できるのかに興味があります。なかでも、料理を味わうときの知覚に大変興味があります。料理を味わう知覚は日常的で何気ないものですが、よく考えてみると視覚(見た目)、味覚、嗅覚(香り)、触覚(食感)の複合的な知覚から構成されていて、人の知覚活動の中でも非常に複雑なものひとつと言えます。

生成AIは、ことばを理解することはできますが、こうした知覚の理解には及んでいません。このようなAIの未知の可能性を追いかけてみたいと思っています。

担当科目

Glocal SeminarI・IIデータサイエンス基礎基礎演習I・IIResearch ProjectI・IIIssue-Based Research Project PBLDX事情I・IIインターネットデータ収集技術テキストマイニングフードデータサイエンスフードテクノロジー(データサイエンス実践I(データ設計))

所属する機構/コースの教員一覧

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