教員紹介

Profile

木村 祐美
准教授
木村 祐美
KIMURA Yumi
共立女子大学大学院家政学研究科食物学専攻修了(家政学修士)、
共立女子大学家政学部食物学科食品衛生学研究室助手、私立松陰高等学校、私立明和高等学校、明和女子短期大学家政学科、明和学園短期大学生活学科(明和女子短期大学生活学科から校名変更)、共愛学園前橋国際大学短期大学部生活学科(明和学園短期大学より経営移管)を経て、2026年4月にデジタル共創学部准教授に就任予定

・令和5年栄養士・管理栄養士養成施設会長顕彰表彰受賞
・令和6年栄養士養成功労者厚生労働大臣表彰受賞

著書『わかりやすい食物と健康2 食品の分類と特性(第4版)』(三共出版、令和5年9月)
群馬県若い世代の食育推進協議会委員、まえばしCITYエフエム番組審議会委員

学生へメッセージ

皆さんは食に何を求めるでしょうか。栄養?おいしさ?手軽さ?価格?それとも見栄え?…、人が食に求めるものは多種多様ではないでしょうか。しかし実感はないと思いますが、世界的な食料不足はあまり解決されていません。特に近年は地球温暖化の問題から、持続可能な食料システムの構築が急務とされています。具体的な話題では、世界的にたんぱく質の需要が供給を上回り、近い将来深刻なたんぱく質不足が起きると予測され、この問題を「プロテインクライシス」と呼んでいます。たんぱく質は私たちの生命維持に必要な栄養素です。この問題はどのような取り組みがあれば解決できるのでしょうか。SDGsの2番目は「飢餓をゼロに」、3番目は「すべての人に健康と福祉を」です。この目標を達成するためには、若い世代の皆さんの力が必要です。ぜひ、課題解決の第一歩を踏み出してください。

また、群馬県は首都圏に向けて農産物をたくさん出荷していますが、流通の過程で捨てられてしまう規格外の農産物がたくさんあり、この捨てられてしまう農産物の活用が望まれています。食品ロスの問題は大きいですし、環境問題ともつながっています。6次産業化やアップサイクル等に取り組むための知識や技術を身に付けて、皆さんが群馬県を元気にしてくれると嬉しいです。

研究内容について

学生時代は主に食品の機能性、「がんとアミノ酸インバランス」「わかめの食物繊維の健康効果」について研究していました。食品の機能には、一次機能(栄養機能)、二次機能(感覚機能)、三次機能(生体調節機能)の3つがありますが、私は食べ物が人々をつなぐコミュニケーション機能を四次機能と考えています。食べ物は現在・過去・未来の時間をつなぎ、家族・地域・世界をつなぐ重要な役割をもっていると思います。

食品の機能は栄養や健康効果だけではありません。そのため「食育」も大切にしていきたいと考えています。フランス革命の頃に活躍したブリア=サバランの有名な言葉「あなたが何を食べているか言ってごらんなさい。そうすれば、あなたがどんな人か当ててみせましょう。」「食卓の楽しみはすべての時代、すべての階級に共通する」などは、現代の「食育」にも通じる概念だと思います。

私の研究は、食物アレルギーの理解と対応、食品の機能性、食生活と環境問題(エコ・クッキング)、知的障碍児・者の食育や防災など多岐にわたっています。様々なご縁があって、このようなテーマの研究に取り組んできました。また、機能性表示食品が認められるようになってから食品の機能性にはますます注目が集まっています。時代によって食生活の課題は変化していきますので、新たに生じる課題についても研究をしていきたいと思います。食はリベラルアーツですから、ぜひ幅広い知識を学び、いろいろな経験を重ね、現代の食の課題について一緒に研究していきましょう。

担当科目

Glocal SeminarI・II基礎演習I・IIResearch ProjectI・IIIssue-Based Research Project PBLDX事情I・IIおいしさの科学フードテクノロジーフードエコシステムフードパッケージングと品質管理フードトレーサビリティ

所属する機構/コースの教員一覧

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