- 卒業生インタビュー
- 株式会社リクルート伊藤 浩士(情報経営コース出身 2016年卒業)
学生時代に積み重ねた「まず、やってみる」
2023.10.05
―今のお仕事と経緯について教えて下さい!
私は今、リクルートで「スタディーサプリ進路」を担当しており、高校生がより良い進路選択をできる手助けとなるような業務を行っております。主に進路渉外という、高校を訪問し、学校が行っている進路に関わる授業や行事について伺い、その上でその学校に即した教材の使い方のご案内をしています。また、探究の時間をはじめとする進路の授業内で、大学調べやオープンキャンパス調べを一緒に行うなど、学生の前に立ち、講演をすることもあります。今は、新潟県と長野県の高校を担当しており、1日に3校~4校回ることもあります。
在学時にオープンキャンパススタッフや栄友会など複数のプロジェクトに所属し、様々な人と出会う中で、異なる団体でも、一緒に活動を行うことで新たな価値や楽しさを生み出せるのではないかと感じていました。そのことをきっかけに、自分自身が発端となって物事や人を繋ぎ、価値を生み出す仕事をしたいと考えるようになりました。就職活動を行う中で、リクルートのリボンモデルを知り、「自分のやりたいことはここだ!」と思い入社し、今に至ります。
―伊藤さんの大学生活を教えて下さい!
大学3年生の時から、オープンキャンパススタッフとして活動をしていました。当時のオープンキャンパスでは、大学が設定したプログラムを行っていたのですが、自分たちでプログラムを考え、発信することで、オープンキャンパスをより良くできるのではないかと思い、「学生広報スタッフ」¹を立ち上げました。活動の中で、「オープンキャンパスに参加して、やりたいことが見つかったから入学しました!」といった、ただなんとなく進路を決めるのではなく、意思を持って入学してきた学生を目の当たりにし、そういった高校生の前向きな進路決定を増やしていきたいと感じました。これは入社する際に、リクルートの業務の中でも「学び事業」を志願したきっかけの一つにもなりました。
所属していた情報・経営コースの村山ゼミナールでは、毎年ビジネスコンテストに応募するのですが、3年生の時にビジネスコンテストGIA(群馬イノベーションアワード)の学生部門が始まることから、「あの舞台に立ちたい!」と思い、応募しました。経験も知識もない中で、情報を集めて取捨選択し集約することはとても大変な部分でした。プレゼンは特にこだわっていて、伝えるためには、目的をもって細部までこだわることの重要さを実感し、学びました。ゼミナール活動の中では、「なぜ」を問われる機会が多くあり、その度に自分なりの考えを伝え、実践し続けたことは、今の仕事にとても活きています。
―最後に高校生や後輩の皆さんにメッセージをお願いします!
「楽しそうかも」、「やってみようかな」といった小さな興味関心が、色々な人と出会い、色々な経験をすることに繋がっていくと思います。共愛学園前橋国際大学は一人ひとりがチャレンジの打席に立てる回数が多くあります。それは、学生の好奇心や熱意に賭けて、学生にチャレンジさせてくれるからです。わたし自身、大学生活の中で日々積み重ねた「まず、やってみる」ということが、今の自分のベースになっています。
¹)オープンキャンパスの企画・運営を行う学生団体で、学生目線で大学の魅力を発信している。