- 卒業生インタビュー
- 学校法人 共愛学園富山 実佐子(情報・経営コース出身 2020年卒業)
経験したからこそ分かる学びがあるから、大変ささえも楽しめる
2023.10.05
―今のお仕事と経緯について教えて下さい!
現在、共愛学園の法人本部と共愛学園前橋国際大学の企画・調査室に所属しており、法人共愛学園の広報活動やIR、自己点検などを行っています。
幼いころから教育関係には興味があり、大学生活の中でTA¹やラピタデスク²を経験したことで、その興味がより強くなりました。大学3年生の時にはインターンシップで学習塾に行き、事務や広報の仕事をしたことで、裏方で人をサポートする仕事にやりがいを感じました。
そして何より、わたし自身、本学が好きで、学生時代に教職員をはじめとする多くの方に、学生が主体的に活動できる環境を整えていただくなどお世話になり、とてもありがたく感じた経験が何度もありました。大学職員という仕事を通して、自分が学生時代に教職員の皆さんにサポートしていただいたように、今度は自分もそうなりたいと思うようになったことがきっかけです。
―富山さんの大学生活を教えて下さい!
特に印象に残っているのは3・4年の情報経営コース村山ゼミナールでの活動です。所属してすぐに参加した販促コンペは、企業から出される商品・サービスのプロモーションについての課題を受け、解決策となるアイデアを提案するといったもので、初めて実践を通して経営に触れ、視野を広く持つことの大切さと難しさを実感しました。その後出場したビジネスコンテストGIA(群馬イノベーションアワード)では2次審査まで行ったものの、ファイナルには行けず、悔しい思いをしました。挫折することも壁にぶつかることも多くありましたが、経験したからこそ分かることや身に付いたことがあったので、大変さも含めて、楽しむことができたと感じています。4年生の時には、後輩と一緒にヤマトグループの懸賞論文に応募し、優秀賞を受賞することができ、結果も残すことができたので、嬉しく思っています。
入学式の時に新入生代表に選んでいただいたことから、大学での学びをしっかりと自分のものにしようとスイッチが入りました。本学には「学業奨励賞」³という制度があり、目に見える形で毎年の頑張りを評価してもらうことができたので、意識して大学での学びに励みました。そのこともあり、卒業式では総代に選んでいただき、4年間の頑張りを評価してもらえたことが嬉しかったです。
―最後に高校生や後輩の皆さんにメッセージをお願いします!
何をやるか迷っている人や分からない人は、自分で範囲を絞らず、決めすぎずに広い目で見て挑戦することが大切だと思います。わたし自身、友人に誘われたことをきっかけにチャレンジしたこともいくつかありますが、自分でも気付かった新たな発見ができたり、自分のためになったりしたことも多くあったので、是非大学生のうちに色々なことに挑戦してみて下さい!
¹)教員の授業のサポートを行うティーチングアシスタント
²)研修を受けた約20人の学生が、主に1年生に対してレポートの書き方を中心にサポートを行う仕組み。
³)各学年・各コースの最優秀者に送られる奨学金制度で、授業料全額・半額相当を給付。