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在校生インタビュー
国際コース 3年 松村 和起 (桐生市立商業高校出身)

学生の活動をサポートするBACIS設立

自分を変える環境に身を置くことの大切さ

学生団体や学外活動などのコミュニティ参加にはもともと苦手意識を抱いていた自分が「BACIS」という学生団体を立ち上げた理由は、「今の自分を変えたい、成長したい」と感じている人に「きっかけ」を作ってあげたいという思いからでした。

そう思った直接的なきっかけは、2 年のゼミのディスカッションでした。「活動したくてもできない人のために何ができるのか?」というテーマでそれぞれの意見を出しあっていたとき、僕の意見は 「活動できる環境を提供すること」でした。その考えに至った時に思い出されたのは、1 年の夏休み中に参加した「アジア異文化研修」でタイを訪問した時のこと。現地の大学生とは共通言語の英語を使って交流をしたのですが、僕は英語が全くできなかったことから意思疎通を図れず・・・。その時はとても悔しい思いをしましたが、この苦い思いをしたことで英語への学習意欲を高めることができました。その経験から、自分を変える環境に身を置くことの大切さを知って、誰かのために 環境を整えたいと思ったんです。

コンセプトは「活動したくてもできない人に向けて」

学内ではいつもいろんなところで学生主体のプロジェクトやイベント運営部隊が動いています。だけど、メンバーや活動方針がだいたい決まっている既存の活動に飛び込んでいくのは、僕自身「ハードルが高い」と感じていて。そういう理由で飛び込めない人はきっとほかにもいるはず。自分がそうだったからこそ、なかなか積極的になれない人の気持ちがわかるし、その人たちのために「何かしてあげたい」という思いが「BACIS」の根源にはあります。

「BACIS」の活動内容は、これまで学生プロジェクトやサークル、イベントなどの学生活動に取り組んでこなかった学生、活動したくてもできなかった学生をサポートすることです。具体的なサポート内容は、「なにかを始めたいけど、なにから始めたらいいかわからない」という学生を対象とした相談会の開催や、イベント開催のお手伝い、サークル立ち上げのお手伝いなどです。例えば「サークルを立ち上げるお手伝いとして、初期メンバーを集めるための単発企画を開催し、サークル設立まで誘導する」などです。イメージとしては自転車の補助輪のような存在で、活動やイベントをやりたい人たちに寄り添って、初めのスタートダッシュがお手伝いできればと思っています。

オンラインでの初回相談会を開催

蔓延防止期間中の5月11日には、オンラインで初回相談会を開催しました。相談会では「活動に積極的な人たち」から相談会参加者に向けて、活動に参加する理由・伝えたいことなどを発表してもらいました。相談会を開催したことで、参加者からは早速「こんな企画がやってみたい」といった依頼や相談がきています。また、BACISメンバー内からの発案ですが「ヨガのイベントをやりたい」という声があがったので、先日オンライン上で開催もしました。

活動に参加することが、自分自身を高めてくれる

BACISの目標は「一人でも多くの人が活動やコミュニティに参加すること」。

活動は絶対にやらなければいけないものではないですが「やったほうがいいよな~」と感じている人たちのことはBACISで支援していきたいですね。僕自身「やらないよりはやったほうがいい!」と思っているし、学内外での学生活動が活発なこの大学にいるならなおさらです。自分を高めたくない人はいないはずだし、そのために活動が必要なんじゃないかな。その活動を通じて得られるさまざまな経験が自分を成長させてくれるから。

だからまずは、やってみよう!

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