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在校生インタビュー
情報・経営コース 3年川野 和 (市立太田高校出身)

特技は動画制作!YouTuberとしても活躍中

衝撃的だったマエコクとの出会い

高3の時に、共愛学園前橋国際大学との高大連携プロジェクトの授業に参加したのがこの大学との出会いでした。そこで村山先生の授業を受けて「人生の中でこんなにしゃべりが面白い人は初めてだ!」と衝撃を受けたと同時に、この大学に興味を持ちました。実際、それがきっかけで入学を決めた同級生がほかにもいたくらい、影響力は大きかったんですよ。

授業には村山ゼミ所属の4 年生もサポートとして来てくれていたのですが、その人たちも憧れでした。当時の自分は「大学生とはいえ3,4つ年上なだけ」と思っていたのですが、その予想をはるかに超えてみんなすごく大人でした。授業の中で論文を作成するときには的確なアドバイスをたくさんくれて、「自分もこんな風になれるかな、なりたいな」と思わせてくれる先輩方と出会えたのも入学の決め手でしたね。

情報・経営コースを選んだ理由は村山先生の存在が大きかったのですが、それだけではなくコンピュータ系の知識を学びたいという思いもありました。それは僕自身が子どもの頃から映像作品を見るのが好きだったから。特にテレビ番組や YouTube 動画は、テロップの入れ方やシーン転換の仕方など、おもしろい編集を研究するのが趣味なくらい、興味のある分野だったんです。

高校時代の友人とともにYouTuber として活動中

実は去年の1 月に、高校時代の友人と 3 人で「駅前マーキュリー」というチームを結成して YouTube デビューをしました。動画制作自体は大学に入って自由な時間が増えたので独学で始めたのですが、 2 年生になって小柏先生のプログラミングやグラフィックの授業を受けるようになり、そこで本格的に編集を学びました。特に「コンピュータグラフィックス」という授業で学んだ編集ソフトは、現在の YouTube 動画制作にも役立っているんですよ。

最近ではその動画を見た企業から仕事の依頼もいただくようになりました。なかでもいちばん大きかった案件は、ユニバーサルミュージックジャパンに所属する「 SHE‘S 」というバンドのカバー MV 制作の仕事です。

きっかけは、僕らが趣味で制作していた「あつまれ どうぶつの森」というゲーム内のキャラクターを使って様々な楽曲をカバーしたオリジナルMV でした。それを見つけた企業の方が「やっていることが新しい!」と評価してくださったんです。

将来を見据えた実績作りに 初めて挑んだ「動画コンテスト」

今年初めて、動画制作コンテストに挑戦し「ぐんま地酒PR 動画コンテスト」にエントリーしました。所属するゼミの小柏先生が「こんなコンテストがある」とゼミ生に募集をかけてくれたのがきっかけで「やってみたい!」と手を挙げた 3 人でチームを組みました。参加の理由は単純に「面白そう」という思いと、将来は映像業界の編集マンを目指す自分にとっては就活でアピールできる実績作りにもなると考えたからです。

実績作りだけでなく、学びもたくさんありました。これまでYouTube ではさまざまな動画を発信をしてきましたが、商品の PR 動画は初めてだったので、企画から出演者の人選、ロケーション決め、撮影など一つひとつの作業が良い経験でした。また、匿名性の YouTube とは異なり、自分が作った作品に対してしっかりとしたフィードバックをもらうという経験も新鮮でしたね。特に担当教諭としてサポートしてくれた小柏先生からは、言葉の表記の仕方や場面転換の仕方など、制作面でさまざまなアドバイスをいただきました。

苦労したのは「コロナ禍での飲酒のPRをどうするか」。複数人でわいわい楽しむお酒の席をコロナ禍で助長してしまわないよう、動画を見る側とお酒を提供する側のどちらに対しても配慮するよう心がけました。

動画で最もこだわったのは「色彩」。お酒や料理、デザートをおいしそうに見せるための色へのこだわりは主催者側からも評価していただきました。

将来の夢は編集マンとして「自分の番組を持つこと」

卒業後の進路としては、まずはテレビのAD 志望です。それを目先の目標に掲げ、 4 年春から始まる就職活動を頑張ります。将来の夢の実現に向けて、磨きたい部分はたくさんあります。
そのひとつが、クライアントとのコミュニケーション力です。

ちょうど今、ゼミ活動の一環で聖歌隊のウェブページ制作を行っているので、「クライアントの意向を作品に落とし込む」という作業を模擬的に体験して学んでいるところです。

もうひとつは企画力を磨くこと。今回の動画コンテストでは、色彩へのこだわりを極めた一方で「企画の構成力やPR動画としてはインパクトが薄かった」というフィードバックをいただきました。今は「何事もまずはマネから」と思って、いろんな映像作品を見て、自分の引き出しを増やしたいですね。そして参加できそうな動画コンペがあれば今後も積極的に挑戦し、実力を身につけていきたい。

そして、テレビ業界に就職したさらに先の夢は「自分の番組を持つこと」です 。

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