- 在校生インタビュー
- 児童教育コース 1年星 陽登 (会津若松ザベリオ学園高校出身)
恩師との約束。小学校の先生になって、いつかは地元で教えたい
2022.06.24
東北の国立大学不合格 この大学を勧めてくれたのは担任の先生だった
先生が教えていた優秀な生徒がこの大学へ進学して、「いい大学ですよ」と聞いていたらしく、僕にも勧めてくれました。大学のパンフレットやホームページを見てみたら、学生の主体性がものすごく伝わってきたんです。学生が積極的に活動している大学なんだなと感じました。それが「この大学へ進学しよう」という決め手になりました。入学してすぐに、担任の先生が教えていたという高校の先輩に会えたんです! ゼミの先生が引き合わせてくれたのです。同じ児童教育コースの4年生でした。とても優しい女性の先輩で心強かったです。
福島から群馬へ 3食自炊 一人暮らしを頑張っています!
大好きな地元を離れるのは寂しい気持ちもありました。でも一人暮らしを経験することで責任感を持って成長できるのではとも思いました。福島はとってもお米がおいしいので、実家から送ってもらっています。基本は3食自炊です。料理は得意ではないけど、肉野菜炒めを作ったり、おにぎりを作って大学に持っていったりしています。
そして毎日走ることが日課。小学校から陸上をやっていたので、体を動かすことが自分であることを確認する作業でもあるんです。3/20に福島から引っ越して、3/21から1日も欠かさず走っています。続けようと思ったことはやめたら負け。厳しいけど、そうだと思うんです。
高校の陸上部の顧問の先生の言葉「先生に向いているよ」「先生になった姿を見てみたい」その言葉に、応えたい
地元福島県は「陸上県」と言われていて、大会や駅伝が盛んな県なんです。僕も陸上部で長距離や400mハードルをやっていました。顧問の先生は小学3年生の母親でもあり、よく自宅に招いてくれて、お子さんと遊ばせてくれたり、自宅前で走り込みの練習をマンツーマンで指導してくれたりしました。先生のお子さんと接する度に「小学校の先生になりたい」「子どもたちを思いきり動かせてあげたい」という気持ちが高まりました。顧問の先生はそんな僕を見て「先生に向いているよ」 「先生になって福島で教える姿を見てみたいな」と言ってくれました。今までの漠然とした夢から「絶対に先生になるぞ!」と気持ちを固めた瞬間でした。
共愛学園前橋国際大学の授業は実践的 講義を聞いているだけじゃ分からないことを体験できる
小学校の先生になるために児童教育コースで教職科目を履修しています。どの授業も実践的ですが「教育論初等」という授業が特に引き込まれました。グループワークが多いのが特長で、人の意見を聞く機会が多いんです。自分が考えたこともないような意見がどんどん出てくるので毎回発見があります。そんな中で思うようになりました。人と関わることで気付くことや見えてくるものが多いから、これからはどんどん人と交わっていこうと。
「一人で行動しない」「一人で抱え込まない」 自立を目指していた高校時代を経て、今はそう思う
今までは自分の考えを持つことや自分を誇りに思うことに必死でした。でもこの大学に入学して学んでいく中で、自立も大切だけど変に自分の考えが一番だと思い込んでしまうのはよくないと気付きました。授業のグループワークを通して学んだように、他の人の意見も取り入れていくことが大切なのだと思います。何か悩んだら人に話してみる。「一人で」じゃなくて「みんなと」。先生になったら生徒にもそれを伝えたいです。