“わたしがつくる”
共愛学園前橋国際大学は誰のものでしょうか。
ここには学修したい、社会課題に向き合いたい、スポーツをしたい、研究をしたい、教育をしたい、学生を支えたいといった様々な思いを持つ、出身地や国籍、年齢も様々な学生、教職員、サポーターが集っています。そう、共愛学園前橋国際大学はコミュニティなのです。コミュニティとは様々な思いや背景を持った人々が集う集合体で、それは誰かのものではなく、そこに集う一人一人のものであり、そこに集う一人一人はその主体的な創り手でもあるのです。
共愛学園前橋国際大学というコミュニティの中心には、当然、学生たちがいます。本学の学生たちは、コミュニティの主体的な創り手として、様々な取組をしています。ITサポート、ラピタデスク、English Academic Peer Tutorといった学びの支援、学生カフェ、ワークスタディ、国際寮のレジデンス・アシスタント等々の大学運営。KYOAI COMMONS、KYOAI GLOCAL GATEWAY、部室棟などキャンパス整備にも学生が参画しました。受験生の皆さんが参加されるオープンキャンパスも学生の手作りですし、様々な大学活性化のためのプロジェクトやイベントを立ち上げています。それだけではありません。Active Learningの授業では主体的に参画し、海外や地域でのプログラムに積極的に参加しています。大学そのものも、授業も、各種プログラムも学生によって創られていくのです。
共愛学園前橋国際大学は、全国の学長が教育で評価する大学4位にランキングされた全国的に注目されている大学です。このような評価が与えられるのも学生たちが共愛学園前橋国際大学というコミュニティの中心となって活躍しているからにほかなりません。
今、社会は、何事にも主体的に行動する力、自ら課題を発見して、自分事としてその課題に取り組み、解決しようとする力、他者と協働して物事を成し遂げる力などを備えた人材を求めています。共愛学園前橋国際大学では、これらの力を含む「共愛12の力」を身につけることができます。しかし、その力は、机に向かっているだけでは身につきません。切磋琢磨し合える仲間たちと、学外の様々な人々と、何かに本気で打ち込むことで身についていくものです。その学びはちょっと大変です。でも必ず力がつきます。
本学には、学生たちの「心に火をつける種」がたくさんあります。学生が「やろう」と思うことを実現できる環境があります。「やりたい」という気持ちを最大限に支援するスタッフや仲間がいます。何より、共愛学園が130年以上にわたって受け継いできた、互いの個性や挑戦を認め合う、温かでのびやかな空気が流れています。
私たちはなぜ学ぶのか。それは、幸せになるためです。幸せの形はそれぞれ違います。でも、その形を自ら創り上げるための力を求めて私たちは学び続けるのです。この予測困難な時代の中で本学を卒業した学生たちが幸せな生涯を生きていくこと。そのことのために、共愛学園前橋国際大学はあるのです。
地域の未来は、私がつくる。
私の人生は、私がつくる。
共愛学園前橋国際大学で、みんなと一緒に・・・。
共愛学園前橋国際大学学長
大森 昭生