教員紹介

Profile

張 渭涛
准教授
張 渭涛
ZHANG Weitao
全学教育推進機構准教授。中国西北大学中国言語文学部研究科修了。修士(文学)。日本中国語学会、中国社会学会所属。2003年4月に共愛学園前橋国際大学に着任。2011年4月より現職。専門は中国語学、中国歴史文化、中国近現代思想史、台湾研究。教育面では中国語インテンシブ、中国語検定対策、中国歴史と社会、中国現代事情、台湾研究、台湾フィールドワーク。主な著書は『晩唐詩の揺籃――張籍、姚合、賈島論』(訳著、中国西北大学出版2019年)、『「園冶」の日本への伝播とその影響』(論文、共愛学園前橋国際大学論集2019年版)、『近代日本のシルクロード』(論文、中国西北大学国際シルクロードシンポジウム発表、2018年)、『宗白華境地理論研究』(論文、台湾慈濟大學東方文化学刊、2015年)等。

学生へメッセージ

2003年以来ずっと中国語インテンシブを担当していて、ゼロから中国語を第一外国語として履修できる「中国語abc」と中国語検定試験の準4級から2級まで受験できる「中検受験対策授業」を教えています。近年中国の急速大国化に伴い、日本の中国語勉強も活発化になり、共愛では年々中検3級、特に昨年から中検2級の合格者が続出しています。課題演習と卒論研究については、2015年までは中国文化についてでしたが、2016年以来は台湾における歴史と社会、政治、経済、文化、民族、宗教などを取り上げ、「台湾研究」に取り込んでいます。ほかに「台湾フィールドワーク」も担当して、毎年九月履修生を引率して台湾の五大都市へ十日間ぐらいの現地調査を行います。

研究内容について

学部は中国言語文学部の出身ですが、大学院は文学理論と美学思想に取り込み始まりました。来日以来は中国語インテンシブと中国語検定試験対策の授業を主にとしながら、中国歴史文化と中国現代社会、台湾歴史と社会の授業を持ちながら研究しつつあります。2015年から中国西北大学出版社に依頼され、「日本の中国唐代文学研究」における日本語の原著を中国語に翻訳し始まり、2019年出版された『晩唐詩の揺籃――張籍、姚合、賈島論』(松原朗著)に続き、現在は『陶淵明と白居易論』(松浦友久著)、『中国古典文学論』(吉川幸次郎著)を漢訳し、2021年出版される予定です。2015年から毎年に中国西北大学主催の「国際中国文化シンポジウム」に招聘されて参加しています。

担当科目

中国語 中国歴史と文化 中国語で学ぶ現代中国事情 課題演習I・II 卒業研究

所属する機構/コースの教員一覧

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