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心理・人間文化コース教員紹介

Phychology,Humanity and Culture Course Faculty Profile

教員紹介

教授

野口 華世

NOGUCHI Hanayo

Profile

心理・人間文化コース教授。東京都立大学人文科学研究科博士課程満期退学。博士(史学)。ジェンダー史学会編集委員・理事、日本歴史学協会若手研究者問題特別委員会委嘱委員、群馬県地域文化研究協議会常任委員、前橋市公民館運営審議会委員。お茶の水女子大学附属高等学校教諭・国学院大学兼任講師・東京大学史料編纂所特任研究員などを経て、2012年4月に共愛学園前橋国際大学に着任。専門は日本中世史。平安末期~鎌倉期における天皇家とその女性たちとそれを取り巻く貴族社会の研究。共編著『歴史の中の人物像―二人の日本史―』(小径社、2019)他。

学生へメッセージ

群馬の著名な史跡である新田荘や淵名荘・女堀についての研究をする時には、地域の方々にいろいろなことを教えていただきます。昔の地名やため池の場所などをうかがうことは、研究の進展につながります。
また、地域の歴史を守っていくために地域の方々と連携していくこともあります。2016年度から実施している前橋市東上野町公民館での所蔵文書の整理作業には、地域の方々や市の職員、県の専門職員、そして本学の学生や高校生たちも参加しています。東上野町は大学からも近く、江戸時代には上野村と呼ばれていたところです。整理作業を通じて、東上野という地区のルーツや、文書を守っていくことの大切さを学ぶことができます。現代とのつながりを感じることも多々あります。整理作業の成果は、2016年度から毎年開催している古文書講座で地域の方々にも共有しています。この古文書講座には本学の学生や高校生も参加してくれています。
大学周辺の歴史としては、石造物調査も実施しています。学生が実際に拓本を採るなど、地域の歴史解明に一役買っています。
その他、国指定遺跡女堀については、前橋市史跡女堀整備検討委員をつとめたり、富岡製糸場とともに世界遺産に登録された現伊勢崎市島村の田島弥平旧宅に関わる講習を実施するなど、様々な地域の方々と多くの連携をさせていただいています。そしてこのような連携の場はそのまま学生のみなさんの学びの場ともなっています。歴史学は実際に現地に行ってみる、ということも大事な学問です。3年生からのゼミ(課題演習・卒業研究)でもこの点を重視して史跡見学会や史跡見学旅行などは毎年実施しています。本学は実践的な歴史学を学べるところでもありますよ。

研究内容について

私の専門は歴史学(日本史)です。特に研究対象としているのは、平安中期から創出された後宮の地位、「女院」についてです。さらに、その女院が所持していた荘園に関する研究も行っています。これらの研究は、実はここ群馬とも深く関わります。それは、現在の太田市に広がっていた新田荘や、伊勢崎市の東半分を占めた淵名荘という荘園が、天皇家の荘園だったからです。特に淵名荘は女院領であり、前橋市や伊勢崎市にのこっている国指定遺跡女堀との関係が追究されているところです。私は新しい研究成果をもとに、ここ群馬と当時の天皇家が強く結びついていたということを明らかにし、授業や講演会でも特にこの点を強調してお話しています。大学の近くにある遺跡や荘園跡が、京都にいた天皇家や女院たちとつながっていたと考えると、なんだかワクワクしませんか?
また、女院の周りにいた人々にも関心があります。なぜその人々は女院と結びつこうとするのか、結びつくことで何が得られたのかということに興味があります。人と人とのつながりは、800年以上前の社会でもとても大切なことであったということが、研究することによって見えてきます。
歴史学は過去のことを探求する学問ではありますが、現代とつながっていることをいつも意識して行っていくものです。みなさん一人一人も歴史をつくっていく存在です。例えば、共愛学園は130年を越える歴史をもつ学園です。本学に入学する学生たちは、その共愛学園の歴史を新たにつくり、ここの学生であったという歴史に残っていく存在となるのです。
未来を考えながら、歴史学を学んでいくことは、社会を生きていくうえで大事なことです。
ぜひ一緒に学んで、ともに歴史をつくっていきましょう。

担当科目

日本史概説 / 群馬の産業と社会Ⅰ・Ⅱ / 群馬の人と思想 / 地域史研究 / 総合科目人間を考える / 基礎演習Ⅰ・Ⅱ / 課題演習Ⅰ・Ⅱ / 卒業研究

研究実績

研究実績はこちらから(reserchmap 研究者ページ)