2024年9月9日、本学国際コース開講科目「海外フィールドワーク(イタリア)」の受講生が、中部イタリア・オルヴィエート市にあるスローシティ国際連盟の本部を表敬訪問し、
ピエール・ジョルジョ・オリヴェーティ事務局長からスローシティ運動の理念や活動について説明を受けました。
この運動は、博物館でも見せ物でもなく、スローライフという生き方の実践であり、したがって、伝統に固執することなく、新しい世代が代々受け継がれてきた文化に新たな生き方を
接木していくことが重要なのだと事務局長は強調されていました。
その意味でも、スローシティは、若い世代が運動の理念を内面化し実践していくという若者主体の運動であり、本学開講のグローカル科目「スローシティ」が果たす役割もきわめて大きいと言えるでしょう。
なお、今回の表敬訪問は、オルヴィエート在住で前橋市国際交流名誉アドバイザーの徳永詢氏にご仲介いただき実現しました。厚く御礼申し上げます。
山手昌樹(国際コース)