1月9日(火)に本学にて、前橋市と、サイバー文明研究センター開設・國領博士のセンター長就任・David Farber博士の名誉センター長就任に関する合同記者会見を行いました。
当日は、多くの報道関係者の方々にお越しいただきました。
前橋市と本学は、2013年に包括連携協定を締結し、地域振興や人づくり、教育・研究等について連携しており、また、國領博士は、前橋市のデジタル田園都市国家構想のアーキテクトを
務めていることなどから、前橋市と合同での記者会見となりました。

本学は、前橋市がデジタル田園都市国家構想で目指す「デジタルグリーン・シティ」に歩調を合わせ、政府の成長分野をけん引する大学・高専の機能強化に向けた
基金による継続的支援を受けて、2026年度に「デジタル・グリーン学部(仮称)」の設置を構想しています。
新学部へは、現慶應義塾大学教授の國領二郎博士を教授として招聘し、同時に本学副学長へも就任いただく予定です。

新学部の設置に先立ち、現在慶應義塾大学に置かれているサイバー文明研究センターを2025年度に本学にも設置し、國領博士がセンター長に就任します。
さらに、名誉センター長として、「インターネットの祖父」と称されるDavid Farber博士を迎えます。

デジタル分野の世界的権威のお二人が本学に参加されることで、本学の教育研究は飛躍的に向上するとともに、前橋・群馬の取組が加速することでしょう。



國領二郎博士とDavid Farber博士の経歴

國領二郎博士
前橋市のデジタル田園都市国家構想アーキテクトを務め、同市が国内の最先端デジタル都市となることに貢献してきたと同時に、同市と地元企業が出資するめぶくグラウンド株式会社の取締役兼データガバナンス委員長も務める。群馬県民にはGUNMA INNOVATION AWARDの審査委員長としても知られる。
東京大学卒業後、日本電信電話公社(現・NTT)に勤務を経て、ハーバード・ビジネス・スクールで修士、博士を取得。慶應義塾大学教授に就任後、同大学SFCの発展に尽力。同SFC研究所長、総合政策学部長、慶應義塾常任理事を歴任。さらに、経営情報学会会長、情報社会学会副会長、内閣官房「IT総合戦略本部新戦略推進専門調査会デジタル・ガバメント分科会」座長代理、経済産業省「産業サイバーセキュリティ研究会WG3」座長、デジタル庁「Web3.0研究会」座長、総務省「活力ある地域社会の実現に向けた情報通信基盤と利活用の在り方に関する懇談会」座長など、学会や政府の要職を多数歴任。総務大臣表彰を2度受賞するほか、アカデミアでの受賞歴も多数。 海外でもプロジェクトを展開しており、日本における国際標準のデジタル化をけん引してきた第一人者。

David Farber博士
「インターネットの祖父」と世界から称される。
慶應義塾大学サイバー文明研究センターの共同センター長。スティーブンス工科大学名誉理事を務める。
米国連邦通信委員会(FCC)主席技術者、大統領情報技術諮問委員会職を歴任。産業界においてはベル研究所での11年のキャリアののちにランド研究所、サイエンティフィック・データ・システムズに勤務。その後アカデミアに移り、カリフォルニア大学アーバイン校、デラウェア大学、カーネギーメロン大学、ペンシルベニア大学で教鞭をとった。
ファーバー博士は、2018年アメリカ科学振興協会のフェローに選出。コンピュータ科学分野を牽引するACMおよびIEEEのフェローでもある。また、コミュニケーション業界に対する生涯にわたる貢献を評価されてSigcomm賞を、人類に対する貢献を評価されてフィラデルフィアのジョン・スコット賞を受賞した。
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティチュート公式サイトより)