国際コースでは、4年間の学びの集大成となる卒業論文を1枚のポスターにまとめて展示する「卒業論文発表会」を毎年開催しています。

本年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から一時は開催中止も検討しましたが、ポスター展示と質疑応答を中心に行う形で実施することを決定。
また、ゼミごとに教室を分けて3密を回避するなどの対策を講じました。こうして、2月5日の展示会を無事に迎えることができました。

今年度の研究テーマには「日韓関係」や「台湾情勢」「貧困問題」などの国際的な問題や、「外国人労働者」「外国にルーツを持つ子どもたち」「ツーリズム」といった内なる国際化の様々な局面に注目したもの、さらには「まちづくり」や「多文化共生」「食生活」などを問い直す研究などが多かったように思います。展示会では、コースの3年生や先生方が各教室を巡りながら、自分が気になるテーマの論文をチェック。
時には執筆者に質問や感想を投げかけて、活発な議論を交わす場面も見られました。

展示会の後は大教室に移動して、待ちに待った賞の発表と講評の時間。先生方の厳正な審査の結果、最優秀賞1名、優秀賞3名、特別賞2名の学生が選出され、表彰が行われました。

【最優秀賞】◆大学生のまちづくりで前橋は「めぶく。」か? ~前橋中心商店街と前橋赤城・スローシティ宮城地区のインタビュー調査~(濱名美佳 鈴木ゼミ)

【優秀賞】
◆公共空間におけるパーソナルスペースの取り方 ~駅での観察とアンケート調査を通して~(一場美花 呉ゼミ)

◆日本の介護業界で外国人労働者が担う役割 ~技能実習生受け入れ施設でのインタビュー調査を通して~(星野友里 呉ゼミ)

◆関東大震災時の朝鮮人虐殺事件 ~民族差別~(大塚優香 大沼ゼミ)

【特別賞】
◆海外と日本の障害者に対する認識とバリアフリー ~映画とYouTube動画を通して~(中島悠介 呉ゼミ)

◆「文化盗用」の問題と解決への道標 ~文化の「尊重」と「盗用」の境界線を越えて~(鈴木理子 西舘ゼミ)

最後に、4年間の総決算を終えた学生に向けて、国際コース長の鈴木先生から「自分の言葉になったものは、一生消えない財産です。そんな贈り物を生かして、社会でも活躍してください」との言葉が贈られました。

4年生のみなさん、お疲れさまでした!