群馬県や富岡市などで組織される「シルクカントリー群馬プロジェクト実行委員会」が主催する研究奨励金事業「絹ラボ」において、本学学生の研究プロジェクト『富岡製糸場聖地化プロジェクト~世界遺産観光地の再活性化に向けた調査研究』が採択されました。

「絹ラボ」は、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」をはじめ絹文化における若手研究者の育成、次世代への世界遺産の価値伝承を目的に2020年よりスタートしました。
研究テーマが採択された研究者・団体には研究奨励金として上限20万円が交付され、2021年1月30日に行われる研究成果報告会(一般公開)に向けて研究に取り組みます。

本学では、岡井先生ゼミナールの3年生の研究テーマが採択され、同事業に参加しています。
研究テーマの発案者で、チームの代表を務める庭山彩乃さん(3年)を中心に、フィールド調査が行われています。
今後は町の観光や地域活性化に取り組む方々や、地域にお住まいの方々へのインタビュー調査を実施していきます。

研究テーマ:
『富岡製糸場聖地化プロジェクト~世界遺産観光地の再活性化に向けた調査研究』
代表者:庭山 彩乃
指導教員:岡井 宏文(国際コース 専任講師)

研究チーム代表 庭山彩乃さんのコメント:
一般的に「聖地」という言葉を聞くと宗教的な印象を抱きがちですが、実はもっと身近な存在であるということを観光ゼミの講義を通じて学びました。「聖地」とは、「高校球児の聖地」「恋人の聖地」というように、それぞれが特別な思いを寄せる場所のことなのだと思います。

この「聖地化プロジェクト」では、町の観光や地域活性化に携わる職員やボランティアスタッフ、地域住民などを対象にしたヒアリングを行い、その土地への「思い入れ」や「エピソード」などを収集していきます。

その土地に深く潜って人と触れ合うなかで観光だけでは知り得ない、パンフレットでは語られていない魅力や価値を見つけること、そして富岡をはじめ群馬県全体の観光集客につながるヒントを掴むことこそが、このプロジェクトにおける意義です。

フィールドワークで集めた「地元民の好きなもの」「まだ知られていない魅力やストーリー」が外に伝わることで、富岡という場所がより多くの人にとって愛着の持てる「聖地」となれば嬉しいです。

「絹ラボ」詳細については下記Webサイトよりご覧いただけます。
・なるほど!「絹ラボ」サイトはこちら

研究チーム代表の庭山さん
富岡製糸場訪問の様子