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【国際コース】「イスラームとファッション」、クリエイターのアウファ・ヤジッドさんの講演が行われました!(「イスラームの歴史と社会」)

12月10日(火)、「イスラームの歴史と社会」(岡井宏文先生、国際コース)の授業で、ラハマリア・アウファ・ヤジッドさんが講師としてお話をしてくださいました(国際コースについてはこちら)。

アウファさんは、Aufa Tokyoの名でイスラーム文化をファッション、アートの切り口から発信するクリエイターの方で、国内外で活躍されています(インスタグラム)。

©aufatokyo

当日は、ムスリムの女性がまとう「ヒジャーブ」(スカーフ)についてのお話を、クリエイターの目線、当事者の目線からお話をしてくださいました。

最初に、「ヒジャーブ」についてお話をしてくださいました。ヒジャーブを被る意味や、ヒジャーブを被るタイミングが思春期であること、また、世界の様々なヒジャーブがあり、国によって流行やまたヒジャーブの巻き方が違うこと、ヒジャーブには様々なかたちがあること、ヒジャーブの意義、目的、またこれらについて踏まえた上で、ヒジャーブとは何かについて、写真やクイズなどを交え、教えて頂きました。

お話の中で、「ヒジャーブを被ることで、女性の抑圧などではなく、自分の心と思考を謙虚で覆い、不浄なものやモラルを反するようなことから自分の五感で話す言葉、考えることを守ることができる」と仰られていたのですが、いままでヒジャーブを被ることについて、男女の差をつけるために被っているものというイメージがあったので、この言葉を聞き、むしろそのような、見た目などにより人に判断される事がなく、その人の本質を見てもらうことが出来る大切なことであるのだなと分かり、とても印象に残りました。

お話の後は、ヒジャーブワークショップを行いました。アウファさんが沢山布を持ってくださり、実際に男女関係なくヒジャーブを被ってみようというものでした。

ヒジャーブに決まった巻き方はないらしく、自分の思ったように巻いてみようと、みんな様々な巻き方をして楽しんでいました。実際ヒジャーブを被ってみると、頭が布で覆われているからか暖かく、また、巻き方によってだいぶ個性を出すことができるのだなと思いました。

アウファさんの講義を通して、ヒジャーブを着用したファッションの楽しみ方やヒジャーブについて本当のことを知ることが出来、ヒジャーブを着用しているムスリムの女性の考えなどを知ることが出来ました。

 

学生からは、「自分の感情を抑えつつも自分らしさを持っているイスラームファッションは引き込まれる要素があると感じました」

「内側から見てみると、皆ヒジャーブというものを楽しんでいて、ファッションの一部としても捉えられていることがわかりました。外から見ただけではわからない部分が分かって面白かった」

「ヒジャーブには目的意識があるということがわかった。自分たちが普段来ている服にもストーリーがある」

「女性それぞれにヒジャーブへの思いがあることが分かった」

「一つの固定観念に捉われるのではなく、それぞれの人の気持ちがあることを心にとどめておくべきなんだと思いました」など非常に多くの感想が寄せられました。

 

ヒジャーブと聞くと、世間では他者からの「不自由」「敬虔そう」といったイメージが伴うことがあります。ですが、アウファさんは、そのような外側からの意味付けではなく、当事者の女性が、どのような意味や思いをヒジャーブに乗せているのかということを、楽しく、素敵に伝えてくださいました。

私たちは、良くも悪くも他人に対して様々なイメージやレッテルを貼ってしまいがちです。アウファさんのお話は、私たちはそのようなイメージやレッテルから自由になることができることや、一人一人の思いに向き合ったり、感性をシェアしたりすることの大切さや楽しさを教えてくれるものでした。

お忙しい中、貴重なお話をして頂いたラハマリア・アウファ・ヤジッドさんに、心から感謝申し上げます!

文責:大塚優香(国際コース3年)、岡井宏文

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