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【国際コースと地域連携シリーズ No.23】講演「多文化共生社会をいかに作るか〜日本語ボランティアを通じて」を開催しました!

【国際コースと地域連携シリーズ No.23】講演「多文化共生社会をいかに作るか〜日本語ボランティアを通じて」を開催しました!

さる12月9日(月)、授業「グローバル市民社会論」の時間に大泉国際交流協会から同会長の糸井昌信さんがお越しくださいました。

当日は「多文化共生社会をいかに作るか〜日本語ボランティアを通じて」をテーマに、大泉町の外国籍住民の状況や日本語講座の内容などについてお話ししてくださいました。

大泉町は群馬県の中でも外国籍住民の多い市町村の一つであり(2019年現在、群馬県内では第3位)、現在は7,623人もの外国籍住民が暮らしています。人口割合で考えると18.2%であり、約5人に1人が外国籍住民ということになります。

糸井さんはそんな大泉町において、ブラジルやペルー等南米からの移住者が増え始めた1980年代後半から1990年初頭にかけて、日本語講座をボランティアで始めました。現在はポルトガル語版の大泉町広報誌となった『GARAPA』(グラッパ)も、当初は糸井さんたちの手作りで編集し、印刷して配っていたとのことです。同誌には、ポルトガル語で記された緊急外来スケジュールなども電話番号入りで掲載されています。今では多言語化された緊急外来案内などは外国籍住民の多い全国の市町村で良く見かけますが、90年代にはまだ珍しかったそうです。

お話しの中ではまた、日本語講座を続ける上での課題や、教え方・学習支援方法をめぐる葛藤、日本語学習機会の情報提供のあり方、参考書の選定から開催場所の確保などに至るまで、外国籍住民への日本語教育をめぐる様々な状況について具体例を交えながら教えて頂きました。

学生たちからは「日本語講座の現状を良く知ることができた。自分も将来日本語教師を目指しているのでたくさんのことを学ぶことができた」「外国籍住民は日本社会において『情報弱者』とでも呼べるのではないか。自分に何ができるか考えたい」「外国人のためとか、日本人のためとか、巷には◯◯人のためなどと、誰かに限定した宣伝やイベントが多く見受けられるという指摘にハッとした。誰かに限定しないで皆で一緒に作る、協力し合うという発想に感銘を受けた」などの声が聞こえてきました。

お忙しい中、貴重なお話をしていただいた大泉国際交流協会の糸井さんに心から感謝申し上げます。

※本講演会は、本学における地域共生研究センターの助成を受けて行われたものです。

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