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2019年度 海外フィールドワーク(フィリピン)を実施しました!

本学では毎年夏に国際コースの学生を中心に、海外へのフィールドワークを行っています。フィールドワークとは、自分が調べたいと思う現場に足を運び、そこで様々な体験をしながら、各自のテーマで取材・調査を行う実習です。それに加えて、全員共通の体験・交流、さらには関連施設の視察なども行います。今年のフィールドワークはフィリピンに加え、ハワイイタリアでも実施しました。来年度からはマレーシアへのフィールドワークも実施します。

(国際コースについては、詳しくはこちらをご覧ください。なお、海外フィードワークは国際コース以外のコースからも参加が可能です。)

今回は、8月28日(水)から9月6日(金)までフィリピンにて実施されたフィールドワークについてご報告致します。

フィリピンを訪れた学生たち(総勢11名)は、前期の事前学習を通して、それぞれの調査テーマのもとフィールドワークに臨みました。セブ(8月28日から9月1日)では、セブ島内に所在する歴史的建造物・施設(ラプラプ像・マゼラン記念碑やサンペドロ要塞など)を訪れたほか、セブ市内における英語学校(ブリリアント・セブ・イングリッシュ・アカデミー)を訪問し、現地における英語学習の現状や英語学校経営の様子について聞き取り調査を行いました。

学生たちはまた個人・グループでの調査テーマに基づき、自分たちでトライシクルに乗り、タクシーに乗り、ときには自分の足で1時間、2時間と歩きながら調査を行いました。今年度の学生たちのテーマは次のとおりです。

・サリサリストア(個人・家族経営の小さなお店)からみる生活の現状

・貧困と食文化から捉えるフィリピンの今

・現地向け商品と観光客向け商品の比較

・日本とフィリピンの教育比較

・インフラ設備から見た日本とフィリピン

・お店の外観、モノ、人から考えるフィリピン

・フィリピンの人々の生活〜光と影

 

マゼラン記念碑の前で

学びの振り返り・共有の様子

9月2日から6日はマニラにて、各テーマに基づく調査を行いながらも、全体としては「貧困と教育」に焦点を絞り、様々な立場(社会的企業、NGO職員、ソーシャルワーカー、ストリートに実際に住む人々、元ストリートチルドレンなど)から見た貧困問題の現状を調査し、解決のための方策について考えました。例えば、マニラに所在するユニカセレストランでは「危険にさらされている子供たち」(Children at Risk)の現状について学び、子供たちへの教育・支援のあり方や、自立の大切さについて考えました。レストランのスタッフの皆さんとも意見交換・交流を行いました。

ユニカセレストランでのセッションではまた、本学卒業生(児童教育コース)で現在、前橋市内の珈琲屋さんで働く長谷川拓也さんが飛び入り参加して下さいました。マニラに出店するようで、その準備のためにマニラ滞在中とのこと。前橋とマニラを珈琲で ‘つなぐ’ 本学卒業生の活躍に耳を傾けました。

ユニカセレストランでのセッションの様子

マニラで活躍する長谷川さん(本学卒業生!)

マニラではまた、貧困地域の子どもたちの教育支援を行うNGOや、楽器演奏や民族舞踊を通して子どもたちの才能や可能性を伸ばす活動を行うNGOなどを訪問しました。また、元スモーキーマウンテンを登りながら、そこでの暮らしや現状についてお話を伺ったり、元ストリートチルドレンの青年起業家に聞き取りを行ったりしました。フィリピンの一般的な市場で食材購入ワークショップなども行いました。

子どもたちの教育支援NGOにて

元スモーキーマウンテンでの聞き取り調査

野菜を買う(値段について交渉中!)

トライシクル体験

今回のFWに参加した学生たちからは「フィリピンが ‘貧しい’ とは私たちの勝手なイメージであることに気づいた。もちろん経済的にはそうかもしれないが、現地に暮らす人々の可能性や生き方、才能に注目することの大切さを学んだ」、「日々の暮らしが大変な状況であるにもかかわらず、家族との時間を何よりも大切にしていることに感動。幸せってなんだろう。定義がわからなくなった」、「自立した若者を育むためには、教育や支援だけでなく、就職先まで考えることが大切だとわかった」などの感想が聞こえてきました。

学生たちは今後、それぞれの学びの成果を学内外に向けて発信していく予定です。学園祭(10月19日、20日)では「展示会」を行い、その後、各自のテーマで報告書を執筆します。

フィリピンではたくさんの方々にお世話になりました。特に、現地での通訳・コーディネートをして下さったわたなべなおみさん、自身の貴重な体験を共有してくださったアキリーノさん、またユニカセレストランの中村八千代さんとスタッフの皆さま、ブリリアント・セブ・イングリッシュ・アカデミーの皆さま、また今回のFWをツアー・コンダクターの立場から親身になって支えてくれた卒業生の井野明日香さんと、青年実業家として前橋とマニラで活躍する長谷川拓也さんに、この場をお借りして心からのお礼を申し上げます。

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