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国際コース

鈴木 鉄忠(SUZUKI TETSUTADA)

簡単には「正解」の出ない問題に挑戦し、具体的なアクションを起こす力を身につけよう。

■専任講師                                   

■主な経歴

東京工業大学大学院 社会理工学研究科 博士課程 単位取得退学

兼任講師・非常勤講師(中央大学法学部、同経済学部、同文学部、都留文科大学文学部、東洋英和女学院大学国際社会学部、多摩美術大学、東京工業大学、イタリア・トリエステ市民大学語学科)       

独立行政法人 日本学術振興会 特別研究員PD(2011-13年度、中央大学)     

国際ロータリー財団第2590地区 国際親善奨学生(2008-09年度、イタリア・トリエステ)

中央大学社会科学研究所 客員研究員

大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター 客員研究員

2018年4月より現職

 

 

■専門分野

地域社会学、国境/境界研究、国際フィールドワーク論、地域精神保健、コミュニティ研究、社会運動研究、イタリア社会論

 

■学位

博士(学術)

 

■担当科目

イタリア・地中海社会論、地域づくり論、国際移民論、文化人類学、フィールドワークの方法Ⅰ・ Ⅱ、海外フィールドワーク(イタリア)、基礎演習Ⅰ・Ⅱ、課題演習I・II、卒論研究

 

■担当科目の紹介

【イタリア・地中海社会論】

「文明のゆりかご」として知られる地中海は、古くからヨーロッパ内外の人びとの活発な往来の舞台となってきました。地中海(Mediterranean)が「陸地のなか(medi + terrane)」という意味をもつように、3つの異なる大陸文化圏(アジア、アフリカ、ヨーロッパ)の出会う内海であり続けてきました。そのなかで「地中海の天秤(てんびん)」とされるイタリア半島は、地中海ヨーロッパをめぐる歴史の大波のなかで繁栄と衰退を繰り返し、そのうねりに翻弄されながら、しかしときにその変化を活用しながら、歴史的に発展してきたのです。

この授業では、通常の世界地図でイメージされるような「陸から見たヨーロッパ」ではなく、「海から見たヨーロッパ」をテーマにします。まず「鳥の目」によって、イタリア・地中海世界がどのように誕生していったのか、時代とともにどのような繁栄と衰退を経験したのかを概観します。その後に「虫の目」として、イタリアに位置するいくつかの場所を取り上げ、地中海と中東・大陸ヨーロッパ・アフリカの「玄関口」であった歴史と現実を理解していきます。それによってイタリア・地中海社会の「多様性のなかの統一」をめぐる苦難の歩みと共生の知恵を検討していきます。

 

【地域づくり論】

 「少子高齢化」「過疎化」「限界集落化」「地方消滅」が叫ばれる現在、これまでの公共事業優先の「上から」「外部から」の地域開発ではなく、いかにして「下から」「内部から」地域づくりを進めていくかが大きな課題となっています。この授業では、「地域づくり」への関心が高まっていった戦後日本の背景を概観した上で、地域内の資源や地域内外の人びとの協力関係にもとづく持続可能な地域づくりの諸条件を検討していきます。

まず「地域(社会)」「地域づくり」の定義といくつかの論点を確認した上で、次の3つのテーマをとりあげます。(1)戦後日本の「地域づくり」の基本形であった地域開発計画の理念と現実、(2)「下から」「内部から」の「地域づくり」を目指した理論と方法(内発的発展論、地元学、パブリックライフ学)、(3)「地域づくり」をめぐる論点とキーワード(「ゆるキャラ」、「地産地消と域内循環」、「学校と学区エリア」、「商店街と中心市街地」、「市民団体、行政、人的ネットワーク」など)を課題解決型学修により検討します。

 

【国際移民論】

これまで国際移民論では、「なぜ人は移動するか」「どのように人は定着するのか」「何が人の移動と定着を規制したり、促進したりするのか」という問いをめぐって、様々な議論が行われてきました。この授業では<移動と定着>を主要なテーマに据えて、国境を越えた人の移動と定着をめぐる理論と事例を検討していきます。

まず授業の前半部では、人の移動をめぐる基本的な定義と論点、そして国境を越えた人の移動を説明する代表的な理論(プッシュ・プル論、歴史構造論、移民システム論)を学習します。授業の後半部では、日本社会における国際移民現象(“内なる国際化/グローバル化”)に焦点を据え、とくに在住外国人(在日コリアン、インドシナ定住難民、日系南米人)を取り巻く現実を検討します。

 

【文化人類学】

文化人類学は、「人間であるとは、どういうことなのか?」という根源的な問いをめぐって展開してきました。そしてこれまでに明らかにされてきたのは、人間は生き延びるためにあまねく「文化」を創り出したこと(=文化の普遍性)、しかしそうした「文化」の現れ方は、環境や時代によって実に多種多様であること(=文化の多様性)でした。

この授業では、文化の「普遍性」と「多様性」を両輪としながら、以下のトピックスを取り上げます。①「文化」とは何か、文化人類学の独自の視点とは何か、②人間集団にあまねくみられる文化の普遍的な構造とはどのようなものか、③「時間」は時代や社会を通じてどのようにイメージされ、どのように体験されてきたか、④自然物であり文化物でもある「身体」は、時代や社会によってどのように理解され、体験されてきたか、⑤人の精神をめぐる「正常」「普通」と「狂気」「異常」の線引きは、時代や地域によってどのように変化してきたのか。

 

【フィールドワークの方法Ⅰ・Ⅱ】

海外フィールドワークに行く前に、現場を歩き、観察し、人の話を聞くための社会科学的な方法を学び、フィールドノートを作成する技法を身につけることを目的とします。

フィールドワークの方法Ⅰでは、①「フィールドワークとは何か、なぜフィールドワークか」から始めて、②「フィールドで何をするか」(観察法とインタビュー)、③「フィールドワークの最中および後で何をするか」(フィールドノートの作成と分析)を取り上げます。これらを授業ないし授業外活動のなかでのミニ体験をしながら学んでいきます。 

フィールドワークの方法Ⅱでは、インタビューの方法を身につけることを目的とします。具体的には、①「インタビューとは何か」「どのような特徴をもった調査研究なのか」から初めて、②「どのようにインタビューを行うのか」(調査計画書の立案、アポイントメント、調査、トランスクリプトの作成、分析、成果発表、成果報告書の作成)をアクティブラーニング形式で学びます。

これらの授業を通じて、ゼミ論文や卒業論文の執筆のとき、さらには社会に出た後に、自分の力でフィールドワークとインタビューの企画立案・実施・分析・報告までできるような総合的スキルの習得を目指します。

 

【海外フィールドワーク(イタリア)】

 海外フィールドワークでは、文化的にも地理的にも慣れ親しんだ自分の「ホーム」から離れて、異文化・異言語に満ちた世界を体験的に学習します。いままでの行動の「処方箋」や「解法」が必ずしも通用しない状況に対して驚きやカルチャーショックを体験するなかで、自国・自文化で「当たり前だ」と思っていたことがいかに特殊であるかを理解すると同時に、「アウェイ」だと思っていた社会・文化の事実や考えがいかに「理にかなった」ものかを深く理解することを目的とします。

 本授業では、ヨーロッパのなかでも歴史的に日本となじみが深く、共通点の多いイタリアを対象地にします。滞在地としては、イタリア北東部(「水の都」ヴェネツィアなどのヴェネト州から「国境・境界の町」トリエステなどフリウーリ・ヴェネツィア・ジューリア州)もしくはイタリア南部・中部(首都ローマがあるラツィオ州から「スローシティー発祥の町」オルヴィエートなどウンブリア州)を予定しています。「国境・境界地域」「移民・難民問題」「地域づくり(スローシティー、スローフード)」「ハンディキャップと共生社会」を主な調査テーマとし、このなかから履修生が各自でトピックスを選び出してもらいます。前期には調査地の調べ学習を行い、夏休みにイタリアでの調査研究を実施し、後期には調査データの分析と成果報告を行います。

 

【ゼミナール】

「より速く、より高く、より強く」――この近代オリンピックの標語が言い表すように、近代の社会は「成功」「成長」「進歩」という1つのゴールを目指してひた走ってきました。しかし現在、激しい国際競争社会の行く末には、輝かしい結末というより、「気候変動」「少子高齢化」「無縁社会」「限界集落」といったグローバルかつローカルな問題から、新たな「貧困」「格差」「排除」、そして「心の病」「依存症」「孤独」に苦しむ生活者の危機にまでに及んでいます。これまでに重視された「正解のある問題を素早く解く」能力では太刀打ちできず、むしろ「正解のない問題」を複数の視点でとらえ、何らかの行動を起こす力が重要になっているのです。ではどうしたらよいのでしょうか?

「よりゆっくり、より深く、より柔らかく」――イタリアの環境活動家アレクサンダー・ランゲルは、「正解のない問題」に対する心構えをこのように表現しました。なかでも「よりゆっくり」は、「スローフード」「スローシティー」「スロービジネス」「スローライフ」「スローカフェ」といった実践と結びつきながら、スピード重視の社会とは別の道を創造するキーワードになっています。

この課題演習では「スロー(遅さ)」をテーマとして、近代社会が生みだした「正解のない問題」をじっくり吟味し、複雑に絡み合う諸問題を解きほぐし、「正解」とは別の「応答」を試みていきます。演習の進め方は、前期に「スロー(遅さ)」に関する文献を全員で輪読します。参加者は必ず本を読み、報告をし、「スロー(遅さ)と現代社会」をテーマに各自が問題関心を深めていきます。 

前期における課題文献の輪読と議論を踏まえて、後期では、「スロー(遅さ)」をテーマにしたフィールド学習を行います。いくつかのグループを結成し、前橋もしくは周辺地域における「スロー」に関するテーマや現場(フィールド)に基づく調べ学習とフィールドワーク実施します。学習のプロセスと知見をグループ単位で発表し、期末レポートを提出してもらいます。

 

■主な業績

【著書】

1.土肥秀行・山手昌樹編(2017)『教養のイタリア近現代史』ミネルヴァ書房。(分担執筆:鈴木鉄忠 「バザーリアと精神保健改革」pp.279-293)

2. 新原道信編(2016)『うごきの場に居合わせる―公営団地におけるリフレクシヴな調査研究』中央大学出版部。(分担執筆:鈴木鉄忠「『教師』のいない『教室』―『治安強化』の中で苦悩し葛藤する学生ボランティア」pp.319-373、鈴木鉄忠・新原道信「湘南市の概況と『湘南プロジェクト』のうごき」pp.93-119)

3.Melita Richter(edit.)(2015)Libri Migranti, Cosmo Ianonne Editore(分担執筆:Tetsutada SUZUKI, “Libri inediti dei tanti ‘Marco Polo’”)(=メリタ・リヒター編、『移民と本』、コスモ・イアノンネ出版者、分担執筆:鈴木鉄忠「“マルコ・ポーロ”たちの書かれざる本」、使用言語:イタリア語)

4.新原道信編(2014)『“境界領域”のフィールドワーク―“惑星社会の諸問題”に応答するために』中央大学出版部。(分担執筆:鈴木鉄忠「国境の越え方―イタリア・スロヴェニア・クロアチア間国境地域『北アドリア海』を事例に」pp.189-232)

 

【翻訳書】
1. フランコ・バザーリア著、大熊一夫/大内紀彦/鈴木鉄忠/梶原徹訳(2017)『バザーリア講演録「自由こそ治療だ!」―イタリア精神保健ことはじめ』岩波書店。

2. ミケーレ・ザネッティ/フランチェスコ・パルミジャーニ著、鈴木鉄忠/大内紀彦訳(2016)『精神病院のない社会をめざして バザーリア伝』岩波書店。

3. アルベルト・メルッチ著、新原道信/長谷川啓介/鈴木鉄忠訳(2008)『プレイング・セルフ―惑星社会における人間と意味』ハーベスト社。

 

【論文】

1.鈴木鉄忠(2018)「国境地域における『平和裏の戦争状態』――”うごきの比較学”からみた『非常事態』の考察」中央大学社会科学研究所『社会科学研究所年報』第22号、33~49頁(査読なし)

2. 鈴木鉄忠(2017)「惑星社会における「日常生活の網の目」の探求――“うごきのそのものへ”にむけた方法論の検討」中央大学社会科学研究所『社会科学研究所年報』第21号、97~116頁(査読なし)

3. 鈴木鉄忠(2016)「『帝国の解体期』における日本とイタリアの国境問題―紛争解決論による沖縄とトリエステの比較分析」大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター『アジア太平洋レビュー』第13号、30~45頁(査読あり)

4. 鈴木鉄忠(2016)「『帝国の未清算』としての国境問題に関する一考察」大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター『アジア太平洋研究所センター年報』第13号、9~16頁(査読なし)

5. 鈴木鉄忠(2016)「3.11以降の現代社会理論に向けて(3)―惑星社会におけるコンフリクト・社会運動・身体」中央大学社会科学研究所『社会科学研究所年報』第20号、83~97頁(査読なし)

6. 鈴木鉄忠(2015)「3.11以降の現代社会理論に向けて(2)―『“境界領域”のフィールドワーク』の再検討とA.メルッチの「多重/多層/多面の自己」の一考察」中央大学社会科学研究所『社会科学研究所年報』第19号、95~109頁(査読なし)

7. 鈴木鉄忠(2015)「“二重の自由”を剥ぎとる施設化のメカニズム―F.バザーリアの精神病院批判を手がかりに」中央大学文学部紀要『社会学・社会情報学』第25号、135~149頁(査読なし)

8. 鈴木鉄忠(2014)「3.11以降の現代社会理論に向けて―A.メルッチの惑星社会論を手がかりに」中央大学社会科学研究所『社会科学研究所年報』第18号、127~146頁(査読なし)

9. 鈴木鉄忠(2014)「体験のなかの国際社会変動―三つの全体主義を生きたトリエステのイタリア系イストリア人の回想から」中央大学文学部紀要『社会学・社会情報学』第24号、161~181頁(査読なし)
URL:なし

10. 鈴木鉄忠(2013)「境界領域としてのヨーロッパ試論―イストリア半島を事例に」中央大学社会科学研究所『社会科学研究所年報』第17号、133~151頁(査読なし)

11. 鈴木鉄忠(2013)『集合行為のジレンマの解決メカニズム』東京工業大学博士論文。
URL:なし

12. 鈴木鉄忠(2012)「国境を踏み固める小道(3)―追悼におけるイストリア故国喪失者の“わたしたち”」中央大学社会科学研究所『社会科学研究所年報』第16号、123~143頁(査読なし)

13. 鈴木鉄忠(2011)「国境を踏み固める小道(2)―トリエステのイストリア故国喪失体験者団体の『回想の記念日』」中央大学社会科学研究所『社会科学研究所年報』第15号、127~145頁(査読なし)
URL:なし

14. 鈴木鉄忠(2010)「国境を踏み固める小道―「短い20世紀」以後のイタリア東部国境地域社会変容に伴うローカルの「再審」試論」中央大学社会科学研究所『社会科学研究所年報』第14号、155~172頁(査読なし)
URL:なし

15. 鈴木鉄忠(2009)「トライアド・コンフリクト―ジンメル三者関係論の非協力ゲームによるフォーマライゼーション」『理論と方法』第24号(2)、267~281頁(査読あり)

16. 鈴木鉄忠(2007)「トリエステ地域精神保健を担う公的機関と市民団体の実践Ⅰ・Ⅱ」『メンタルヘルスとウェルフエア』特定非営利活動法人・精神保健福祉交流促進協会、第3号、71~96頁(査読なし)
URL:なし

17. 鈴木鉄忠(2006)「集合行為のジレンマにおける「連帯集団」の効果―「n人チキンゲーム」によるゲーム理論的分析」『理論と方法』第21号(1)、49~61頁(査読あり)

 

【翻訳論文】
1. ミケーレ・コラファート著,中村勝巳/鈴木鉄忠訳(2009)「『物語ること』と国境―イヴォ・アンドリッチによって示唆されたひとつのモデル」,『法学新報』第1 15巻,第9・10号,pp.891‐924、使用言語:イタリア語

 

【一般誌等への寄稿】

1.鈴木鉄忠/大内紀彦(2017)「自由こそ治療だ!―精神病院のない社会をめざして」『SYNODOS/シノドス Academic Journal』2017年12月27日掲載

2.鈴木鉄忠(2014)「「地域(社会)」の「社会学」から「地域社会」の「学」に向かって」『地域社会学会会報』187号

3.鈴木鉄忠(2011)「シンポジウム印象記」『地域社会学会会報』167号

4.Tetsutada SUZUKI (2011) “Trieste, città aperta? Impressioni della città viste da lontano” Carmen Palazzolo (a cura di), Profumi dell’Istria, Circolo di Cultura istro-veneta ISTRIA.(=鈴木鉄忠、「トリエステは開かれた都市か?―遠くからみた都市の印象」カルメン・パラッツォロ編、『イストリアの香り』、チルコロ・イストリア文化会、使用言語:イタリア語)

5. 鈴木鉄忠(2011)「「善い社会」のための「制度」へ―「3.11」以後、私たちはいかなる社会を求める(べきな)のか?」東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻創立15周年記念論考

6. Tetsutada SUZUKI (2010) “Incroci di Trieste” Bollettino 25, Gruppo-Skupina 85.(=鈴木鉄忠、「トリエステの十字路」、『グループ85』年報25号、使用言語:イタリア語・スロヴェニア語)

7. Tetsutada SUZUKI (2008) “Trieste a due piani”, Melita Richiter (a cura di) Migrazioni e Paesaggi Urbani, Coordinamento delle Associazioni e delle Comunità degli Immigrati della Provincia di Trieste.(=鈴木鉄忠、「トリエステの二層性」、メリタ・リヒター編『移民と都市の風景』、トリエステ県移民コミュニティ協会連合、使用言語:イタリア語)

 

【学会・国際会議等での報告】
1. Michinobu NIIHARA, Tetsutada SUZUKI(2018) “Insularità, comunità e mobilità umana: comparazioni e narrazioni tra isole giapponesi, pelagie e sarde di ritorno da Lampedusa”, FOIST: Formation, Occupation, Information, Services, Territory /INTHUM: Interculturality and Human Condition, (Sassari – Italia)(=新原道信・鈴木鉄忠、「島、コミュニティ、人間の移動性―ランペドゥーザ島から帰路における日本の島々、ペラージュ諸島、サルデーニャ島を比較し、物語る」、FOIST/INTHUM、イタリア・サッサリ、使用言語:イタリア語、招聘講演)

2. 鈴木鉄忠(2017)「身体は社会運動の拠点になりうるか―A.メルッチの惑星社会論をてがかりに」日本社会学会第90回大会、テーマセッション8「社会理論と運動・紛争研究」(東京)

3. 鈴木鉄忠(2017)「変動局面の「地域社会」―方法論的検討」地域社会学会第42回大会、自由報告部会(秋田)

4. Michinobu NIIHARA, Tetsutada SUZUKI(2017) “Ricerca sociale e impegno comunitario”, FOIST: Formation, Occupation, Information, Services, Territory /INTHUM: Interculturality and Human Condition, (Sassari – Italia)(=新原道信・鈴木鉄忠、「社会調査とコミュニティの責務」、FOIST/INTHUM、イタリア・サッサリ、使用言語:イタリア語、招聘講演)

5. Michinobu NIIHARA, Tetsutada SUZUKI(2017)“Disugualianze, senso civico, partecipazione. Come lavorare insieme: Le nostre esperienze e quelle giapponesi a confronto”, Associazione IntHum Laboratorio interculturale di ricerca e di promozione della condizione (H)umana [IntHum], (Sassari – Italia) (新原道信・鈴木鉄忠、「不平等、市民感覚、参加―どのようにしてともに力を合わせるか、イタリアと日本の経験の比較」、INHTUM、イタリア・サッサリ、使用言語:イタリア語)

6. 鈴木鉄忠(2016)「国家の再登場?―南東欧の国境封鎖に対するローカルの集合的抗議を事例として」日本社会学会第89回大会、テーマセッション8「グローバル化の中の社会運動と集合行動」(福岡)

7. 鈴木鉄忠(2016)「惑星社会の社会運動論にむけて―A.メルッチの「可視的な動員/潜在的な運動」の論点をめぐる考察」社会運動・集合行動研究ネットワーク、第1セッション「社会運動の新しい理論・方法論」(福岡)

8. Michinobu NIIHARA, Tetsutada SUZUKI(2016) “Terza Missione dell’Università e Responsabilità della Ricerca: Esperienze di formazione e ricercara con le comunità”, Università degli Studi di Sassari e FOIST(Sassari – Italia) (=新原道信・鈴木鉄忠、「大学の第三の使命と調査の責任―コミュニティと行う教育と調査の経験」、サッサリ大学FOIST、イタリア・サッサリ、使用言語:イタリア語、招聘講演)

9. 鈴木鉄忠(2015)「「地域」の構築過程の検討―ヨーロッパ国境地域を手がかりに」地域社会学会第40回大会、自由報告部会(仙台)

10. 鈴木鉄忠(2015)「「歴史的地域」の再創造―「北アドリア海圏」国境の市民文化活動を事例に」地域社会学会、2014年度第4回研究例会(東京)

11. Tetsutada SUZUKI (2014) “Constructing Identities Across Borders: Case of the Istrian-Italian Diaspora in Trieste” The XVIII ISA World Congress of Sociology, Working Groups 01 “Sociology of Local-Global Relations” (Yokohama)(=鈴木鉄忠、「国境をまたいだアイデンティティの構築―トリエステのイストリア系イタリア人の事例」、国際社会学会世界社会学会議、第18回横浜大会、ワーキンググループ01「ローカル―グローバル関係の社会学」、使用言語:英語)

12. 鈴木鉄忠(2014)「脱施設化の地域展開と自由―トリエステ地域精神保健サービスの調査研究からの考察」福祉社会学会、第12回大会、自由報告部会(東京)

13. 鈴木鉄忠(2013)「ディアスポラの手による地域形成―イタリア東部国境地帯の越境文化活動を事例に」地域社会学会、第38回大会、自由報告部会(岡山)

14. 鈴木鉄忠(2012)「国境地域におけるナショナリズムの徴候―イタリア・トリエステの戦没者追悼式を事例に」関東社会学会、第60回大会、自由報告部会(東京)

15. 鈴木鉄忠(2012)「差異を伴った共生とコムニタスーイタリア・トリエステ故国喪失者団体の国境を越えた文化活動に即して」地域社会学会、第37回大会(東京)

16. 鈴木鉄忠(2011)「国境の歴史認識をめぐる動員ネットワーク―イタリア「回想の記念日」の国境都市トリエステを事例に」地域社会学会、第36回大会、自由報告部会(山口)

17. 鈴木鉄忠(2008)「伊・トリエステ地域精神保健とアソシエーション―「主人公になること(protagonismo)」の取り組みを中心に」福祉社会学会、第6回大会、自由報告部会(東京)

18. 鈴木鉄忠(2008)「イタリア・トリエステ地域精神保健活動と地域社会の文脈―リージョンと自治・自立の観点から」地域社会学会、第33回大会、自由報告部会(東京)

19. 鈴木鉄忠(2007)「イタリア精神病院解体から「治療共同体(コムニタ・テラペウティカ)」の創出へ―トリエステ地域精神保健活動の事例が意味するもの」地域社会学会、第32回大会、自由報告部会(名古屋)

20. Michinobu NIIHARA, Tetsutada SUZUKI e Tatsuya FUJII (2007) “Un’idea contagiosa: il FOIST giapponese: Per un’idea di cura: il FOIST nei trent’anni 1977-2007” Università degli Studi di Sassari (Sassari -Italia).(=新原道信・鈴木鉄忠・藤井達也、「伝播するアイデア―日本の地域研究、ケアの思想、1977年から2007年の30年の地域研究所FOIST」、サッサリ大学FOIST、使用言語:イタリア語、招聘講演)

21. 山田佳苗・ 鈴木鉄忠(2006)「神奈川県S団地における社会・文化的コンフリクトの生成・変容と関係性の再構築の過程に関する考察」地域社会学会、第31回大会、自由報告部会(京都)

22. 鈴木鉄忠(2006)「集合行為のジレンマにおける「連帯集団」の効果―「n人チキンゲーム」によるゲーム理論的分析」数理社会学会、第41回大会、自由報告部会(東京)

23. 鈴木鉄忠(2005)「大集団のなかの自覚的な「フリーライダー」」数理社会学会、第40回大会、自由報告部会(京都)

 

【講演・研究会等での報告】
1. 鈴木鉄忠/大内紀彦(2018)「イタリアの文化に関する本の紹介セミナー『バザーリア講演録 自由こそ治療だ! イタリア精神保健ことはじめ』」イタリアブックフェア2018-日本語で読むイタリア、イタリア文化会館、2018年4月7日実施。

2.Tetsutada SUZUKI (2018) “Confini materiali, confini mentali” Università delle Liberetà Auser di Trieste (Trieste-Tokyo Web Conference)(=鈴木鉄忠、「物質化された国境、心に刻まれた国境」、トリエステ・リベルエタ大学協会、イタリア・トリエステ/東京Web講演会、使用言語:イタリア語、招聘講演)、2018年2月19日実施

3. 竹端寛/福山敦子(評者)、鈴木鉄忠/大内紀彦(司会進行)(2018)「日本とイタリアの精神保健と文化をめぐる自由討論会―新刊『バザーリア講演録 自由こそ治療だ!』合評会」科学費基盤研究(C)「生成的対話に基づくコミュニティエンパワメントに関する基盤的研究」(研究代表者:竹端寛/山梨学院大学)、2018年3月4日実施(於・大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター)。

4. 大熊一夫/大内紀彦/鈴木鉄忠/梶原徹(2018)「イタリアの精神保健改革の思想:改革者バザーリアに学ぶ」『精神医学の社会的基盤研究会・第8回研究会』JSPS科研費「精神医学の社会的基盤対話的アプローチの精神医学への影響と意義に関する学際的研究」(研究代表者:石原孝二/東京大学大学院総合文化研究科)/NPO法人東京ソテリア、2018年2月13日実施(於・東京大学駒場キャンパス)
URL: https://social-basis-of-psychiatry.jimdo.com/events/ 

5. ボルート・クラビヤン(2018)「東西間の記憶のボーダーランド:20世紀のアドリア海北部地域」、パネル・ディスカッション:ボルート・クラビヤン/鈴木鉄忠/逆井聡人/鈴木珠美 司会:小田原琳 「境界地域(ボーダーランド)における歴史と記憶−−アルペン-アドリア地域を中心に」、科研基盤(B)「近現代アルペン―アドリア・ボーダーランドにおける国境編成と住民論理のポリティクス」(研究代表者:小田原琳/東京外国語大学)、2018年2月17日実施(於・東京外国語大学海外事情研究所、使用言語:英語)
URL: http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ifa/border/pdf/border20180217.pdf

6. 鈴木鉄忠(2017)「イタリア東部国境地域のナショナリズム―R.ブルーベイカーの「三者関係モデル」による分析」 国家論研究会(東京)
URL: http://www.mt.tama.hosei.ac.jp/~ssbasis/kokkaron-ken.html 

7. 鈴木鉄忠(2016)「国境地域のナショナリズム―イタリア東部国境の民族問題に関する社会学的考察」科学研究費基盤研究(B)「近現代アルペン-アドリア・ボーダーランドにおける国境編成と住民論理のポリティクス」(研究代表者・小田原琳)、2016年度第2回研究会(東京)
URL: http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ifa/pdf/borderland1217.pdf 

8. Tetsutada SUZUKI (2015) “Il Nemico Immaginario” Il Gruppo di Letteratura Ccondivisa promosso dall’Associazione “Leggere Per Vivere” Università della Terza Età “Danilo Dobrina” (Trieste-Italia)(=鈴木鉄忠、「想像上の敵」、トリエステ『テルツァエタ大学協会』、文学協会『生きるための読書』、イタリア・トリエステ、使用言語:イタリア語、招聘講演)

9. Tetsutada SUZUKI e Hiroshi TAKEBATA (2015) “Il Giappone e l’Area del Pacifico” Circolo di Cultura istro-veneta ISTRIA (Trieste-Italia)(鈴木鉄忠/竹端寛、「日本と太平洋」、チルコロ・イストリア文化会、イタリア・トリエステ、使用言語:イタリア語、招聘講演)

10. Tetsutada SUZUKI (2014) “Constructing Identities across Borders: Case of the Istrian-Italian Diaspora in Trieste” Workshop in University of Koper (Koper-Slovene)(=鈴木鉄忠、「ボーダーをはさんだアイデンティティの構築―トリエステのイストリア系イタリア人の事例」、コペル沿海大学・ワークショップ、スロヴェニア・コペル、使用言語:英語)

11. 鈴木鉄忠(2011)「イタリア東部国境地域と「イストリア問題」―トリエステにおける過去の階層のアクチュアリティ」イタリア近現代史研究会(東京)

12. Tetsutada SUZUKI (2010) “Come ci vedono gli altri” Circolo di Cultura istro-veneta ISTRIA (Trieste-Italia)(=鈴木鉄忠、「他者は私たちをどのように見ているのか」、チルコロ・イストリア文化会、イタリア・トリエステ、使用言語:イタリア語、招聘講演)

13. Tetsutada SUZUKI (2010) “Trieste vista dal Giappone” Opera Figli del Popolo (Trieste-Italia)(=鈴木鉄忠、「日本から見たトリエステ」、慈善団体『人民の子』、イタリア・トリエステ、使用言語:イタリア語、招聘講演)

14. Tetsutada SUZUKI (2009) “Elogio dell’ascolto e dell’autocritica” Associazione Non-profit Pane e Rose (Trieste-Italia).(=鈴木鉄忠、「聴くことと自己批判を讃えて」、非営利団体『パンとバラ』、イタリア・トリエステ、使用言語:イタリア語、招聘講演)

15. Tetsutada SUZUKI (2006) “Come ci vedono gli altri” Circolo di Cultura istro-veneta ISTRIA (Trieste-Italia) (=鈴木鉄忠、「他者は私たちをどのように見ているのか」、チルコロ・イストリア文化会、イタリア・トリエステ、使用言語:イタリア語、招聘講演)

 

【社会活動】
ホームページ・サイト 鈴木鉄忠/大内紀彦 「自由こそ治療だ! 日本とイタリアの精神保健と文化をめぐる自由討論会(アッセンブレア)」の運営

 

【メディア等での紹介】

1.「《闘論》サマータイムで賛否 余暇充実後押し/健康問題生じる」『上毛新聞』2018年8月27日

2. “Le idee di Basaglia incantano il Giappone in lotta con i manicomi”, IL PICCOLO (Trieste -Italia), 2017.10.30 (=「バザーリアの理念が精神病院と格闘する日本を魅了」、トリエステ地方紙『イル・ピッコロ』、イタリア・トリエステ、2017年10月30日付)

3. “Arriva in Giappone la rivoluzione di Franco Basaglia”, IL PICCOLO (Trieste -Italia), 2016.09.03(=「フランコ・バザーリアの革命が日本に到着」、トリエステ地方紙『イル・ピッコロ』、イタリア・トリエステ、2016年9月3日付)

4. “Dal Giappone fino all’Istria per capire cos’è il confine”, IL PICCOLO (Trieste -Italia), 2010.10.01(=「国境とは何かを理解するために日本からイストリアまで」、トリエステ地方紙『イル・ピッコロ』、イタリア・トリエステ、2010年10月1日付)

5. “Zapleteni odnosi na italijansko-slovenski meji in v Istri v očeh japanskega raziskovalca Tetsutade Suzukija”, Primorski Dnevnik (Trieste- Italia), 2010.07.14(=「日本人研究者の目からみたイタリア・スロヴェニア国境とイストリアの複雑な関係」、トリエステのスロヴェニア語新聞『Primorski Dnevnik』、イタリア・トリエステ、2010年7月14日付)

6. “Un giapponese a Cerei”, TV Capodistria (Koper-Slovene), 2010.04.12(=「チェレイの日本人」、カポディストリアTV局、スロヴェニア・コペル、2010年4月12日放送)

7. “Un giapponese a Trieste”, IL PICCOLO (Trieste -Italia), 2010.02.20(=「トリエステの日本人―日本でトリエステはズヴェーボ、バザーリア、物理学研究所SISSAで知られている」、トリエステ地方紙『イル・ピッコロ』、イタリア・トリエステ、2010年2月20日付)

 

【資格・免許など】
専門社会調査士 認定番号第002390号

 

【所属学会】
日本社会学会

地域社会学会 研究委員会研究委員(2016年4月~現在)

関東社会学会

福祉社会学会

数理社会学会

イタリア近現代史研究会

 

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