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【国際コース】「イスラームとファッション」、クリエイターのアウファ・ヤジッドさんの講演が行われました!(「イスラームの歴史と社会」) (2020/01/15)

12月10日(火)、「イスラームの歴史と社会」(岡井宏文先生、国際コース)の授業で、ラハマリア・アウファ・ヤジッドさんが講師としてお話をしてくださいました(国際コースについてはこちら)。

アウファさんは、Aufa Tokyoの名でイスラーム文化をファッション、アートの切り口から発信するクリエイターの方で、国内外で活躍されています(インスタグラム)。

©aufatokyo

当日は、ムスリムの女性がまとう「ヒジャーブ」(スカーフ)についてのお話を、クリエイターの目線、当事者の目線からお話をしてくださいました。

最初に、「ヒジャーブ」についてお話をしてくださいました。ヒジャーブを被る意味や、ヒジャーブを被るタイミングが思春期であること、また、世界の様々なヒジャーブがあり、国によって流行やまたヒジャーブの巻き方が違うこと、ヒジャーブには様々なかたちがあること、ヒジャーブの意義、目的、またこれらについて踏まえた上で、ヒジャーブとは何かについて、写真やクイズなどを交え、教えて頂きました。

お話の中で、「ヒジャーブを被ることで、女性の抑圧などではなく、自分の心と思考を謙虚で覆い、不浄なものやモラルを反するようなことから自分の五感で話す言葉、考えることを守ることができる」と仰られていたのですが、いままでヒジャーブを被ることについて、男女の差をつけるために被っているものというイメージがあったので、この言葉を聞き、むしろそのような、見た目などにより人に判断される事がなく、その人の本質を見てもらうことが出来る大切なことであるのだなと分かり、とても印象に残りました。

お話の後は、ヒジャーブワークショップを行いました。アウファさんが沢山布を持ってくださり、実際に男女関係なくヒジャーブを被ってみようというものでした。

ヒジャーブに決まった巻き方はないらしく、自分の思ったように巻いてみようと、みんな様々な巻き方をして楽しんでいました。実際ヒジャーブを被ってみると、頭が布で覆われているからか暖かく、また、巻き方によってだいぶ個性を出すことができるのだなと思いました。

アウファさんの講義を通して、ヒジャーブを着用したファッションの楽しみ方やヒジャーブについて本当のことを知ることが出来、ヒジャーブを着用しているムスリムの女性の考えなどを知ることが出来ました。

 

学生からは、「自分の感情を抑えつつも自分らしさを持っているイスラームファッションは引き込まれる要素があると感じました」

「内側から見てみると、皆ヒジャーブというものを楽しんでいて、ファッションの一部としても捉えられていることがわかりました。外から見ただけではわからない部分が分かって面白かった」

「ヒジャーブには目的意識があるということがわかった。自分たちが普段来ている服にもストーリーがある」

「女性それぞれにヒジャーブへの思いがあることが分かった」

「一つの固定観念に捉われるのではなく、それぞれの人の気持ちがあることを心にとどめておくべきなんだと思いました」など非常に多くの感想が寄せられました。

 

ヒジャーブと聞くと、世間では他者からの「不自由」「敬虔そう」といったイメージが伴うことがあります。ですが、アウファさんは、そのような外側からの意味付けではなく、当事者の女性が、どのような意味や思いをヒジャーブに乗せているのかということを、楽しく、素敵に伝えてくださいました。

私たちは、良くも悪くも他人に対して様々なイメージやレッテルを貼ってしまいがちです。アウファさんのお話は、私たちはそのようなイメージやレッテルから自由になることができることや、一人一人の思いに向き合ったり、感性をシェアしたりすることの大切さや楽しさを教えてくれるものでした。

お忙しい中、貴重なお話をして頂いたラハマリア・アウファ・ヤジッドさんに、心から感謝申し上げます!

文責:大塚優香(国際コース3年)、岡井宏文

多様化する社会の中の「じぶんらしさ」とは? 前橋清陵高校生と本学学生によるパネルディスカッションの開催 (2020/01/11)

さる2019年12月4日に、群馬県立前橋清陵高等学校の人権教育LHRにて、前橋清陵高校生と本学学生が「多様化する社会の中の『じぶんらしさ』」をテーマとしてパネルディスカッションを行いました。

今回のパネルディスカッションは、前橋清陵高校の人権教育LHR(ロングホームルーム)において、本学国際コース西舘ゼミ3年生らと前橋清陵高校生とが中心になり行いました。11月中旬に行われた準備会合には前橋清陵高校の先生と共に、外国にルーツを持つ人々がいかに自分の個性や強みを発揮することができるか/できたのか、その条件とは何か、社会には今何が求められるのかなどについて議論を行い、予備的な論点整理を行いました。

12月4日のパネルディスカッションでは、本学からはパネリストとしてペルー出身の有富はじめさん(国際コース4年)と、ブラジル出身の藤井さん(国際コース1年)、スウェーデンからの留学生であるアントン・ヨハンネス・ホルムストゥルムさん(英語コース3年)、日本国籍の鈴木理子さん(国際コース3年)が参加しました。また、前橋清陵高校からもブラジル出身の学生さんとパキスタン出身の学生さん2名がパネリストとして参加してくれました。

パネルディスカッションは2部構成を行われました。第1部では、パネリストの自己紹介と「自分らしさ」についてお話をしていただきました。有富さんは幼少期の頃、日本で生まれたのに外見が他の人と違うことについて悩み、漢字をたくさん勉強するなど日本人よりも日本人になろうと思ったそうです。しかし、ご両親の故郷であるペルーに行き、ペルー人である自分も認めることができたそうです。ホルムストゥルムさんは「スウェーデン人のなかでも、特にはっきりと、気持ちや感情を伝えてしまう」タイプだそうです。だからこそ、「本音とたてまえ」「空気をよむ」ことを大切にする日本には、当初、苦労したそうです。しかし、外国人らしい部分を受け入れてくれる友達と出会えたことにより、自分らしくなれたと言います。藤井さんは高校生のとき、髪の毛をストレートにして日本人のようになりたいと考えていましたが、大学に入学してやめたそうです。それをきっかけに、今はありのままの自分を受け入れるようになったそうです。

前橋清陵高校の学生さんにも日本に住んでいて苦労したことをお話していただきました。まず、ブラジル人出身の学生は妹の面倒をみることに責任を感じ、毎日、日本語の勉強をしたそうです。高校に進学する際に担任の先生から「(あなたの日本語の能力から考えると)あなたはどこにも進学できないだろう」と言われるも、その逆境に見事に打ち勝ち、前橋清陵高校に入学することが出来ました。パキスタン出身の学生は、主に言葉に関連した悩みを共有してくれました(人と話していて、2ヶ国語、3ヶ国語が混じってしまうようです)。しかしながら、世界共通の言語としての英語を勉強したことで世界が広がり、国際社会全体から自分のことを捉えることができるようになったこと、自信を持って生きることができるようになったこと、などを教えてくれました。

第2部では事前に配布していた質問シートを回収し、そこに記入してあった質問に答えました。回収してみると、たくさんの質問が記入してあり今回のパネルディスカッションを開催してよかったと感じました。私が特に印象に残ったのが「もし純日本人になれたら、なりたいですか」という質問への回答です。パネリストたちのほとんどが「なりたい」ときもあったけど、今は自分を前向きに受け入れ、自分のアイデンティティを大切にしている、と考えていることがわかり、感銘を受けました。

本学は大学名に入っている通り「国際的な」大学です。講義を受けるときに外国人を見ないときは少ないです。ですが私は外国人の友達は今まで小学生の時以来いたことがありませんでした。なので、そんな私にとってこの会は、外国人の方の考え方を知る貴重な機会となりました。議論をする前は「ダブルの人たちはおそらく、同じような悩みを抱えているのかな?」と考えていましたが、今回のパネルディスカッションからは、ひとりひとりが違った悩みを抱えていて、日本人と何ら変わりがないのでは、と思いました。この会をきっかけにして、私はまだ外国人と話したことがない日本人にもぜひ外国人と関わってほしいと思いました。

この場を借りてパネリストに参加してくれた方たちや前橋清陵高校の皆様に感謝を申し上げます。とりわけ前橋清陵高校の学生さんたちには、今回の議論が今後の学生生活に向けた何かのきっかけとなってくれたら嬉しく思います。

文責:狩野莉英(国際コース3年)・西舘崇

 

生涯学習講座『土笛を作ろう』開催のご案内 (2020/01/06)

共愛学園前橋国際大学地域共生研究センターでは、地域のみなさまを対象に生涯学習講座(陶芸教室)「土笛を作ろう」を企画しました。

制作を通して地域のみなさまとふれあいと深め、ものを作る楽しさを体験してみませんか?
みなさまのご参加をお待ちしています。
 
●日時:2020年2月19日(水)10:00~11:30
          2月26日(水)10:00~11:30
          3月18日(水)10:00~11:30
 
●場 所 共愛学園前橋国際大学 学芸棟1階美術演習室
●指導者 本多 正直(本学児童教育コース 教授)一般社団法人二紀会彫刻部委員 
●定 員   10名 (3名以下の場合は開講せず)
●対 象  一般の方
●受講料 2,000円(一度納入した受講料は返還できません。)
●申込方法 住所・氏名・電話番号をご記入の上、はがきまたはFAXにて下記までお申込みください。
●申込締切  2020年1月31日(金)
※申し込み多数の場合は抽選させていただきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
詳細はこちらよりご覧いただけます。2019年度土笛を作ろう
 
<問い合わせ先>
共愛学園前橋国際大学 地域共生研究センター 見目(けんもく)
 〒379-2192 前橋市小屋原町1154-4 
  (TEL)027-266-9060 (FAX)027-266-7576
  (Mail)kyosei-chiiki@c.kyoai.ac.jp 

2019年度地域児童教育研究会親睦会のご案内 (2020/01/06)

2019年度 地域児童研究会親睦会のご案内

地域児童教育専攻児童教育コースに関わる方々の交流の場として、親睦会を開催する運びとなりましたので下記のとおりご案内いたします。

 

1 日時 令和2年2月22日(土) 18:00~20:00

2 会場 はなの舞 前橋北口駅前店

       群馬県前橋市表町2丁目29-16

       027-226-7033  050-5267-2144

3 会費 5,000円 (飲み放題込み)

4 参加対象 地域児童専攻児童教育コース学生及び卒業生、

その他、同専攻同コースと関わりのある方

5 参加申込 chiikizidou@gmail.com 

件名に「地域児童教育親睦会参加」、本文にお名前、連絡先

を記載の上メールください。または、実行委員まで連絡してください。

申込締切は 令和2年2月1日(土) です。

6 その他 同日13時より、研究発表会も行われておりますのでこちらもぜひご参加ください。

 

詳細はこちら→ 親睦会ご案内(PDF)

【国際コースと地域連携シリーズ No.23】講演「多文化共生社会をいかに作るか〜日本語ボランティアを通じて」を開催しました! (2019/12/27)

【国際コースと地域連携シリーズ No.23】講演「多文化共生社会をいかに作るか〜日本語ボランティアを通じて」を開催しました!

さる12月9日(月)、授業「グローバル市民社会論」の時間に大泉国際交流協会から同会長の糸井昌信さんがお越しくださいました。

当日は「多文化共生社会をいかに作るか〜日本語ボランティアを通じて」をテーマに、大泉町の外国籍住民の状況や日本語講座の内容などについてお話ししてくださいました。

大泉町は群馬県の中でも外国籍住民の多い市町村の一つであり(2019年現在、群馬県内では第3位)、現在は7,623人もの外国籍住民が暮らしています。人口割合で考えると18.2%であり、約5人に1人が外国籍住民ということになります。

糸井さんはそんな大泉町において、ブラジルやペルー等南米からの移住者が増え始めた1980年代後半から1990年初頭にかけて、日本語講座をボランティアで始めました。現在はポルトガル語版の大泉町広報誌となった『GARAPA』(グラッパ)も、当初は糸井さんたちの手作りで編集し、印刷して配っていたとのことです。同誌には、ポルトガル語で記された緊急外来スケジュールなども電話番号入りで掲載されています。今では多言語化された緊急外来案内などは外国籍住民の多い全国の市町村で良く見かけますが、90年代にはまだ珍しかったそうです。

お話しの中ではまた、日本語講座を続ける上での課題や、教え方・学習支援方法をめぐる葛藤、日本語学習機会の情報提供のあり方、参考書の選定から開催場所の確保などに至るまで、外国籍住民への日本語教育をめぐる様々な状況について具体例を交えながら教えて頂きました。

学生たちからは「日本語講座の現状を良く知ることができた。自分も将来日本語教師を目指しているのでたくさんのことを学ぶことができた」「外国籍住民は日本社会において『情報弱者』とでも呼べるのではないか。自分に何ができるか考えたい」「外国人のためとか、日本人のためとか、巷には◯◯人のためなどと、誰かに限定した宣伝やイベントが多く見受けられるという指摘にハッとした。誰かに限定しないで皆で一緒に作る、協力し合うという発想に感銘を受けた」などの声が聞こえてきました。

お忙しい中、貴重なお話をしていただいた大泉国際交流協会の糸井さんに心から感謝申し上げます。

※本講演会は、本学における地域共生研究センターの助成を受けて行われたものです。

国際コース基礎ゼミがクリスマス会を開催しました! (2019/12/25)

国際コース基礎ゼミがクリスマス会を開催しました!

2019年12月12日(木)、国際コースの基礎ゼミ(合同)が、4年生を交えてのクリスマス会を開催しました。

今回のクリスマス会ではサプライズ演出で、サンタクロースに扮した先生方が各ゼミにお菓子をプレゼントし会場を大いに沸かせました。また、会の前半部では先生方、先輩方を交えて仲間探しゲームや本大学にまつわる早押しクイズを行い、親交を深めました。

会の後半部では先輩方を囲みながら活発な質疑応答・意見交換が行われました。例えば「今までの人生で最大のピンチは?」という質問には「ベトナムに言って日本人を狙うバイクに突っ込まれそうになった」という回答があったり、また「本学に入ってよかったこととは?」という質問には「他の大学に比べて人数が少ない分、人との繋がりが深い」などとの回答がありました。

今回の活動を通して、私たちよりも大学生としての経験が長い先輩方から、さらに多くのことを聞き出し、自分のこれからの大学生活に役立てていくことが大切だということを学びました。

会の最後には、学園祭時の基礎ゼミディベート・ポスター展示(その様子はこちらをご覧下さい)での優秀グループ賞の発表が行われました。第1位に輝いたのは呉ゼミ(否定派)の皆さんでした。第2位には大沼ゼミ(否定派)、第3位には張ゼミ(否定派)と西舘ゼミ(否定派)が選ばれました。

参加して頂いた4年生の皆さんは貴重なお時間を割いて頂きありがとうございました。またこの会の開催にあたり尽力された全ての方々に御礼申し上げます。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

写真撮影:玉川ひろみ(国際コース1年)

文責:藤原涼雅(国際コース1年)・西舘崇

オーストラリア海外教育研修連携校セバトンカレッジ のリアム先生が来学されました (2019/12/25)

12月20日、本学のオーストラリア海外教育研修連携校のひとつであるアデレードセバトンシニアカレッジのリアム先生が来学し、児童教育コース1年生と交流しました。

オーストラリア教育研修とは、南オーストラリア州教育庁との協定に基づく、現地小学校での教育実習を主とする3週間の教員研修プログラムです。今回来日したリアム先生が所属する学校では、教育実習を行う前に主にオーストラリアの教育の現状や教育手法、英語教育手法について学んでいます。

リアム先生の講演では、アデレードの街の魅力のほか、国連グローバルピーススクールとして、教育を母国で受けられなかった難民を生徒として受け入れ、市民として生きていけるように英語力だけでなく、生活スキルの習得など全般的な教育を実施していること、戦争で家族を失ったりつらい経験を持つ生徒が多いため、家族のような信頼関係を築きながら教育に携わっていることなど、大変印象的なお話を伺うことができました。講演の最後には、Kahoot!によるクイズゲームがあり、優勝者にはサプライズでリアム先生からクリスマスプレゼントが贈られました。

リアム先生の来学をうけ、参加した学生たちの多くが来年度実施される研修に強い興味を示していました。

地域児童教育研究会 第4回研究発表会のお知らせ (2019/12/24)

第4回研究発表会の詳細が決まりましたので、下記の通りお知らせいたします。

また、親睦会も開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

■詳細⇒ 研究発表会ご案内

 

1 日時:令和2年2月22日(土) 13:00~16:00(受付開始12 :30)

2 場所:共愛学園前橋国際大学4号館2階4204・4205教室

3 次  第:

(1)研究発表: 13:15~15:00

①富岡 のぞみ(地域児童教育専攻8期生)

「小学校外国語活動における教師の役割について ~担任・専科・ALT・外国語支援員それぞれの特性を生かした授業とは~」

②鹿又 悟(地域児童教育専攻2期生)

     「カラフル学校改革 ~私たちからのボトムアップ~」

(2)定期総会:15:15~15:45

4 参加申込み締切日:2月1日(土)

5 参加申込先・問合わせ先:chiikizidou@gmail.com にメールでお願いいたします。

 

***************【親睦会について】***************

日時:令和2年2月22日(土) 18:00~20:00

会場:はなの舞 前橋北口駅前店 (前橋市表町2丁目29-16)

会費:5,000円(飲み放題込み)

*人数把握の都合上、2月1日(土)までにご連絡をください。

参加申込先・問合わせ先は、研究会と同じです。

詳しくは、募集要項をご参照ください。

【国際コースと地域連携シリーズ No.22】講演「イスラームと多文化共生」を開催しました! (2019/12/24)

さる12月3日(火)、国際コースの授業「イスラームの歴史と社会」の時間に日本イスラーム文化センターから、マスジド大塚の事務局長クレイシ・ハールーンさんがお越しくださいました。

「イスラームと多文化共生」をテーマに、モスク(イスラームの礼拝施設。アラビア語でマスジド)の社会支援活動についてお話をしてくださいました(国際コースについてはこちらをご覧ください)。

現在日本には100を超えるモスク(イスラームの礼拝施設)があります。
本学が位置する群馬県にも多くのモスクがあります。
そんなモスクは地域の人々とどのような関係にあるのでしょうか。モスクと地域のかかわりの一例を、モスクが行っている社会支援活動の視点からお話しいただきました。

大塚モスクは、地域の様々な人や団体とつながりのあるモスクです。
しかし、ハールーンさんは大塚モスクが出来た当時、地域社会との関係は、今と少し違っていたとおっしゃっていました。ニュースではテロなどのマイナスのイメージが報道されていることもあり、モスクでイベントを開いても来てくれる地域の人はたったの1人だけ。

そんな関係性が変わったきっかけとなったのが、東日本大震災だったのだそうです。
ハールーンさんたちはモスクの皆で協力をして、何度も被災地で炊き出しを行いました。
この支援の際、人手不足のため地域の人に「一緒にやりませんか」声かけをしたところ、地域の女性やお寺さんなど多くの人が協力してくれ、一緒に支援活動を行ったのだそうです。このことが、これまでのイメージを覆し地域社会との共生のきっかけになったそうです。
また、大震災が起こった当日には、トルコのNGOから支援に向かうという連絡があり、翌日には日本に到着、ハールーンさんたちとともに支援を行ったのでした。

この話を聞いて私が感心したのは、震災直後ハールーンさんたちがムスリムのためではなく、被災したすべての人のために被災地で炊き出しをしたこと、そしてイスラームのネットワークを通じて世界中から支援が行われていたことです。

講演では、他にも国内外の難民支援、孤児支援、災害支援、ホームレス支援など様々な支援活動を行っていることをお話ししていただきました。
何故たくさんの支援活動をするのか尋ねたところ、イスラーム世界には「地球にいるものに慈悲を与えれば天にいるものは私たちに慈悲を与える」という言葉があるそうで、困っている人を助けるのは当たり前と答えてくださいました。

学生たちからは、「日本とムスリムの人々との支援活動を知ることで、お互いが支えあいながら生活していること、私たちにもできる支援があると学んだ」「支援活動の話を伺って、行動に移すことの大切さを学んだ」「私たちの中にある偏見に気づくことが出来た」「日本とイスラームのつながりに驚かされた」「イスラームと日本は遠い存在ではないと感じた」「こうした活動が、周囲の人に知られるとよいと思った」などの非常に多くのコメントがありました。

モスクの活動は、あまり知られていなかったり、見えにくかったりするかもしれません。
しかし、大塚モスクでは、多くのつながりが生まれていました。
大塚モスクの例からは、私たち地域でくらす人それぞれが、地域のことを詳しく知り、ともに何かを行うことが、共に生きる一歩になる可能性を垣間見ることができました。

今回の講演は、今後学生が地域での多文化共生を実践的に考えていくうえで、大変貴重なアイディアがたくさん詰まったものでした。お忙しい中、貴重なお話をしていただいた日本イスラーム文化センター/大塚モスクのクレイシ・ハールーンさんに心から感謝申し上げます。

※本講演会は、本学における地域共生研究センターの助成を受けて行われたものです。

文責:井川円花(国際コース3年)・岡井宏文

共愛地域連携講座「上毛を学ぶ」を開催します! (2019/12/16)

~共愛地域連携講座「上毛を学ぶ」~ を開催いたします!

『赤城山信仰と遺跡から学ぶ宮城』

 宮城地区は古くは縄文時代の豊かな暮らしがあり、古代から中世にかけては赤城信仰など悠久の歴史の中に息づく地域です。この度、共愛学園前橋国際大学の地域連携講座「上毛を学ぶ」のシリーズの一環として、宮城地区にスポットをあてます。専門家の視点で、基礎から学べる歴史学習の貴重な機会にご参加をお願い申し上げます。

 

<第1回>2020年2月22日(土)14:00~16:00 ※予備日29日(土)

題名:「赤城山信仰と赤城神社」~宮城地区に根付くもの~

講師:能登 健氏(前橋市文化財調査委員)

<第2回>2020年3月7日(土)14:00~16:00

題名:「赤城山南麓の古代遺跡」~宮城地区を中心に~

講師:前原 豊氏(前橋市教育委員会文化財保護課職員)

※なお、第1回が大雪などの天候不良の場合は2月29日(土)に延期、第2回が天候不良の場合は、中止させていただきますので予めご了承ください。

 

【開催場所】前橋市宮城公民館(前橋市鼻毛石町1711-8)

【募集定員】約150名

【受 講 料 】無料

【申込方法】電話・FAX・宮城公民館窓口いずれかの方法で、氏名・住所・電話番号を添えて、2/14(金)までにお申し込みください。

 

<問い合わせ先>

◆前橋市宮城公民館(担当:藤原)  【TEL】027-283-6886【FAX】027-283-6842

◆共愛学園前橋国際大学(担当:清水)【TEL】027-266-9060【FAX】027-266-7576

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