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第26回群馬現代史研究会を開催いたします (2020/02/21)

<群馬現代史研究会のご案内>

本学を会場に第26回群馬現代史研究会を開催いたします。

■日 時  2020年3月21日(土)午後2時~5時
■場 所  共愛学園前橋国際大学 3号館3階 会議室(3301教室)
      (前橋市小屋原町1154-4 JR駒形駅から徒歩10分、駐車場がございます)
■テーマ 「柏木義円の『非戦論』から日本の戦争を考える」

■報告者 岩根承成氏(元群大・本学講師) 
■参加費 無料、申込不要 

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

<お問い合わせ先>
共愛学園前橋国際大学 地域共生研究センタ-                        TEL:027-266-9060   FAX:027-266-7576

【国際コース】2019年度 卒業論文発表会が開催されました! (2020/02/18)

さる2月6日、国際コース2019年度卒業論文発表会が実施されました!(国際コースについてはこちら

今年は48名の学生が、教員や3年生に向けてポスター展示によるプレゼンテーションを行いました。48名の発表者は、前半と後半に分かれ、10分程度の発表+質問への応答を3回繰り返しました。発表終了後は、懇親会及び表彰式が行われ、最優秀賞、優秀賞、特別賞が選ばれました。

以下では、最優秀賞を受賞した村山康希君(呉宣児先生ゼミ)による、発表会の報告をお伝えします。

卒業論文発表会開始前、発表に備えてそれぞれの学生が準備を行う姿が見られ、4号館は比較的落ち着いた雰囲気に包まれていました。

実際に発表会が始まると、昨年以上に多くの学生が集まり、活気に溢れていました。

自分自身の研究について熱く語る4年生、それを熱心に聞きメモを取る3年生の姿が見られ、とても印象に残る発表会となりました。今年は「スロー」や「台湾」に関するテーマが多く並びました。そんな中でも、1人1人の研究が昨年の発表会以上に個性的で面白いものばかりであったと感じています。

発表会を終えた4年生からは、
「他の学生のポスターを見ると、自分より良く調べられていると思った。自分より勝る発表が見られたことが印象的だった。」
「実際に他の人のポスターを見ることによって、改善点や新たな視点を学ぶことができた。また、約20000字もの卒業論文を1枚のポスターにまとめて発表することで要約する力や発表する力を身に着けることができたと思う。今回学んだことを生かして、これから社会人として歩んでいきたい。」といった声が聞かれました。

発表会を終えての私自身の感想としては、まず最優秀賞を取ることができ大変嬉しく思っております。ただ、他学生の研究のレベルがとても高く、私の研究も完全な状態ではないと分かっていたため、賞に選ばれるとは思っていなかったというのが正直なところです。

私の研究テーマは、「富岡製糸場の世界遺産登録と観光実態」ということで、富岡製糸場での観光客に対するアンケート調査がメインでした。炎天下の中での現地調査ということもあり、なかなかアンケートに答えてもらえず辛い場面や苦しい場面が多々ありました。しかし、諦めずに調査を続けた結果、最終的に1つの論文となり、今回の受賞に至ったことは自分自身にとって大きな自信になりました。
その一方で、他の学生の研究を見たり、自分の研究・発表に対して教員の方からアドバイスを頂いたりする中で、「もっとこうするべきだった」といったような反省点も多く見つかりました。発表会を終えて感じた反省点や卒業研究を通じて学んだことをこれから始まる社会人としての人生に活かしていきたいと思います。
また、アンケート調査をはじめとする私の卒業研究に関わってくださった全ての皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

最後にこれから卒業論文を書く3年生に向けて私が言えることは、本当に好きなものや本当に興味のあるものをテーマに選んで研究に励んでほしいということだけです。私自身、研究がうまく進まなかったり、良い文章が思い浮かばなかったりと苦戦することが多々ありました。しかし、そのような時に「好き」ということが原動力になり、諦めずに研究を続ける力を与えてくれました。だから、レビュー論文のテーマに限らず、皆さんもぜひ自分の本当に好きなものを見つけて、卒業研究のテーマに選んでみてください。きっと長く苦しい卒業研究が少しは楽しいものになるはずです。就職活動と並行しての卒業研究は大変だと思いますが、焦らず自分のペースで頑張ってみてください。陰ながら応援しています。

文責:村山康希(国際コース4年)

 

【2019年度 国際コース卒業論文題目一覧】(PDF版

1 性の多様性~全性愛者であるAさんの語りを通して~
2 フィリピンの貧困問題 その原因と解決策
3 大学生の外国人とのコミュニケーション
4 日本の移民受け入れに対する若者の意識
5 海外で日本アニメはどのように捉えられているのか
6 富岡製糸場の世界遺産登録と観光実態
7 外国語の男性名詞と女性名詞 ~名詞の性が男女平等と関係するのか?~
8 アメリカにおける人権を保護する法律  ~トランプ大統領の行動を中心に~
9 なぜ日本で韓国美容が流行したのか
10 日本の難民受け入れ政策の現状と解決策
11 日本のフェアトレード普及の可能性について
12 日本における韓流の形成過程とその特徴―文化の受容から見る日韓友好のプロセス
13 東ヨーロッパにおける共産化と非共産化政策
14 台湾が親日の秘密
15 スターバックスが人気コーヒショップで居続けるためには何が必要なのか
16 日本の就職活動と労働環境について
17 被服・身体文化の環境適応と受容について―タトゥーは日本に慣れるのか―
18 変わる「欲しい」のかたち 新しい「クルマ」のかたち―車への「憧れ」を取り戻すには―
19 変化する着物市場から見る今後の着物の発展
20 児童虐待防止に必要な支援―本来の自分を取り戻すために―
21 宗教の対立―キリスト教とイスラム教―
22 日本の男性の化粧行為の過去から未来について―どうして韓国ではメイクアップ化粧品の広告塔に男性を起用しているのか―
23 あなたにとって居心地のよい場所はありますか?―地方都市のサードプレイスに関するアンケート調査から
24 超消費社会における「生き方」のアップデート―「雑」を強みに生きる人々から学ぶ
25 ビジネスの融合で作る「たのしい」仕事の価値観―スロービジネス実践者へのインタビュー調査から考える
26 スローライフをデザインする―スローカフェから考える
27 現実と理想の間のスローシティ―前橋赤城スローシティの取り組みを事例に
28 裏地に隠された服の価値―若者の衣服消費行動のアンケート調査から未来のファッションを創造する
29 人のいる食文化としてのスローフード―群馬の農業体験プログラムを事例に
30 未来をつなぐスローシティ―前橋・赤城と韓国・鳥安を比較して
31 ファストビジネスに挑戦する「スローな」働き方―地域活性化に取り組む群馬企業へのインタビュー調査
32 台湾における大学教育の研究
33 台湾における日本のソフト・パワー
34 台湾観光のモデルツアー
35 ベトナム女性と台湾男性の国際結婚の状況と解決策
36 台湾における日本料理の研究
37 中国台湾伝統行事文化の研究
38 日中友好のために―日中関係改善の壁は何か
39 Yo soy Peruano Japones―二つの世界を持つ自分として生きるということ
40 民泊新法から地域の未来を考える―スキーと民宿の村、野沢温泉の展望
41 「なぜ」と問うことの意義
42 戦後から現在における人口構造―高度経済成長がもたらしのものは不幸なのか?
43 インバウンド観光におけるコト消費の重要性―日本の自然を活かした狩猟観光の可能性を模索する-
44 ひきこもり高齢化問題に対して地域ができることは何か
45 セブ島、オアフ島、バリ島は「リゾート地」と呼べるのか
46 技能実習生が修得した日本の技術は、本当に役立っているのだろうか?―技能実習現場の実態と帰国後フォローアップ調査から考える
47 過疎地域における地域活性化に向けたエンパワーメント・アプローチの実践―共愛COCOの活動意義を問う
48 道徳の客観性が向社会性に与える影響について

 

【国際コース】「イスラームとアート」、フラワーデザイナーのグフロン・ヤジッドさんの講演が行われました! (2020/02/18)

1月14日(火)「イスラームの歴史と社会」(岡井宏文先生、国際コース)の授業で、ムハンマド・グフロン・ヤジッドさんが講師としてお話をしてくださいました(国際コースについてはこちら)。

グフロンさんはイスラームをアートの切り口から発信するクリエイターで、フラワーデザイナー、アーティストとして活躍されている方です(インスタグラム)。

はじめにグフロンさんがイスラームの教えとアートのかかわりについてレクチャーしてくださいました。

まず、ムスリムが地上で生きるために行う六信五行について話してくれました。

六信のなかに、来世を信じるというものがあります。ムスリムにとっては天国と地獄が本当の世界であり、現世は天国に行くための仮の世界であるということ、天国の存在がイスラームの世界観でとても大切であることを教えてくださいました。

次に、イスラームにおいてどのようにアートが発展したのかについてお話してくださいました。偶像崇拝が禁止されているイスラーム世界では、美しいものをどのように表現するのでしょうか。

グフロンさんは、言葉(文字)が大切にされているということや、幾何学模様、植物模様(アラベスク)、文字紋様をもちいた表現やアートが発達したことを教えてくださいました。特に文字紋様はすべて文字で描かれており、すべてクルアーンから抜粋されているとお話してくださいました。

 そのうえで、グフロンさんは、お花や光や水など、この世の美しいものは天国の一部という世界観を紹介してくださり、フラワーデザイナーというお仕事やほかの表現活動も、イスラームの教えや世界観と深く結びついていることを教えてくださいました。

 

レクチャーの後はアラビア書道のワークショップを行いました。

マジックと画用紙が配布され、「愛」、「生命」、「平和」などのアラビア語を書いてみるというものでした。

私たちが普段行う書道とは異なり、アラビア書道では二度書きができ、文字にデザイン性を持たせることができるのが特徴だとグフロンさんは教えてくれました。実際に体験してみると、アラビア語を書くのは難しかったのですが、アラビア書道の文字の美しさを体験することができました。

学生からは、アートという切り口を通して、「イスラームの世界観をイメージすることが出来た」「自分の感性を改めて見つめる機会になった」「書道にすごく集中して取り組めた」「アラビア語を身近に感じた」など、非常に多くの感想が寄せられました。

 イスラームと聞くと、偶像崇拝を思い浮かべてしまい、表現活動であるアートとの結びつきが想像しにくい人もいるかもしれません。しかし、グフロンさんのレクチャーは、実際はそうではなく、美しいものを美しいと感じる感性や、美しさを表現する方法や考え方がイスラームの世界観の中で豊かに育まれていることを教えてくださいました。

また、アートやアートの背景にある感性の多くが、私たちもシェアできるものであり、一見遠い存在であるかのように見えるイスラームをとても身近に感じることが出来ました。

アートや感性を切り口に、より深くイスラームの世界観や共生について考えることが出来るとても貴重な講演会となりました。

お忙しい中、大変貴重な機会を提供してくださったムハンマド・グフロン・ヤジッドさんに、心から感謝申し上げます!

文責:熊木奏来(国際コース3年)・岡井宏文

2/17(月)「2019年度 地(知)拠点大学による地方創生事業(COC+)シンポジウム」を開催します! (2020/02/10)

2/17(月)に地域人材育成、地元定着をキーワードとする「COC+シンポジウム」を本学にて開催します。興味がある方は是非、ご参加いただきますようお願い申し上げます。  

***** 以下詳細 *****
 
「2019年度 地(知)拠点大学による地方創生事業(COC+)シンポジウム」
  ~地域人材育成、地元への定着について考える。~

【日 時】2020年2月17日(月)14:00~16:00(開場13:30~)
【会 場】共愛学園前橋国際大学 3号館大講義室

【定 員】200名(参加費無料)
【申込方法】以下のURLをクリックいただき、メールアドレス、氏名、所属等をご記入ください。
                      https://forms.gle/HYT6J93kPYuQG4udA
                  <申込期限>2月14日(金)
【お問合せ】C3PG事務局(共愛学園前橋国際大学内)TEL:027-289-2160

【プログラム】
第一部 基調講演 宇留賀 敬一 氏(群馬県副知事)
 「群馬県の地域人材育成・定着に向けた未来戦略」
第二部 パネルセッション
 「産官学の立場から考える地域人材育成・定着」
<パネリスト>

   宇留賀 敬一 氏(群馬県副知事)
 曽我 孝之 氏(群馬県商工会議所連合会会長)
 大森 昭生 氏(共愛学園前橋国際大学学長)
<コーディネーター> 高橋 徹 氏(上毛新聞社高崎支社長)

 
※本イベントチラシは以下よりご覧いただけます。
詳細(PDF)

児童教育コースの卒業研究発表会を行いました (2020/02/07)

2月6日(木)12時30分から地域児童教育専攻児童教育コース(小学校教員養成を主たる目的とする)の卒業研究発表会を行いました。本年度は46名の発表があり、例年よりも1教室増やして4教室(1201室、1203室、1205室、1206室)で行いました。発表時間は10分、質疑応答3分、移動時間2分としました。また、①発表者②タイムキーパー③司会の順で、全員が役割分担する形式を初めてとりました。児童教育コースの2年生以上は全員参加を原則としていますが、参加者の中には他コースの学生や児童教育コースの1年生、それに教職員の皆様のお顔も見られました。ゼミ教員は、それぞれの教室の責任者と写真撮影の両方を担当しました。最後に、ゼミ担当教員全員から4年生に向けたメッセージを贈り、16時には終了いたしました。

なお、今年度の卒業研究ならびに卒業論文のタイトルは別紙の通りです。左の別紙をクリックしてご覧ください。

【国際コース】「イスラームとファッション」、クリエイターのアウファ・ヤジッドさんの講演が行われました!(「イスラームの歴史と社会」) (2020/01/15)

12月10日(火)、「イスラームの歴史と社会」(岡井宏文先生、国際コース)の授業で、ラハマリア・アウファ・ヤジッドさんが講師としてお話をしてくださいました(国際コースについてはこちら)。

アウファさんは、Aufa Tokyoの名でイスラーム文化をファッション、アートの切り口から発信するクリエイターの方で、国内外で活躍されています(インスタグラム)。

©aufatokyo

当日は、ムスリムの女性がまとう「ヒジャーブ」(スカーフ)についてのお話を、クリエイターの目線、当事者の目線からお話をしてくださいました。

最初に、「ヒジャーブ」についてお話をしてくださいました。ヒジャーブを被る意味や、ヒジャーブを被るタイミングが思春期であること、また、世界の様々なヒジャーブがあり、国によって流行やまたヒジャーブの巻き方が違うこと、ヒジャーブには様々なかたちがあること、ヒジャーブの意義、目的、またこれらについて踏まえた上で、ヒジャーブとは何かについて、写真やクイズなどを交え、教えて頂きました。

お話の中で、「ヒジャーブを被ることで、女性の抑圧などではなく、自分の心と思考を謙虚で覆い、不浄なものやモラルを反するようなことから自分の五感で話す言葉、考えることを守ることができる」と仰られていたのですが、いままでヒジャーブを被ることについて、男女の差をつけるために被っているものというイメージがあったので、この言葉を聞き、むしろそのような、見た目などにより人に判断される事がなく、その人の本質を見てもらうことが出来る大切なことであるのだなと分かり、とても印象に残りました。

お話の後は、ヒジャーブワークショップを行いました。アウファさんが沢山布を持ってくださり、実際に男女関係なくヒジャーブを被ってみようというものでした。

ヒジャーブに決まった巻き方はないらしく、自分の思ったように巻いてみようと、みんな様々な巻き方をして楽しんでいました。実際ヒジャーブを被ってみると、頭が布で覆われているからか暖かく、また、巻き方によってだいぶ個性を出すことができるのだなと思いました。

アウファさんの講義を通して、ヒジャーブを着用したファッションの楽しみ方やヒジャーブについて本当のことを知ることが出来、ヒジャーブを着用しているムスリムの女性の考えなどを知ることが出来ました。

 

学生からは、「自分の感情を抑えつつも自分らしさを持っているイスラームファッションは引き込まれる要素があると感じました」

「内側から見てみると、皆ヒジャーブというものを楽しんでいて、ファッションの一部としても捉えられていることがわかりました。外から見ただけではわからない部分が分かって面白かった」

「ヒジャーブには目的意識があるということがわかった。自分たちが普段来ている服にもストーリーがある」

「女性それぞれにヒジャーブへの思いがあることが分かった」

「一つの固定観念に捉われるのではなく、それぞれの人の気持ちがあることを心にとどめておくべきなんだと思いました」など非常に多くの感想が寄せられました。

 

ヒジャーブと聞くと、世間では他者からの「不自由」「敬虔そう」といったイメージが伴うことがあります。ですが、アウファさんは、そのような外側からの意味付けではなく、当事者の女性が、どのような意味や思いをヒジャーブに乗せているのかということを、楽しく、素敵に伝えてくださいました。

私たちは、良くも悪くも他人に対して様々なイメージやレッテルを貼ってしまいがちです。アウファさんのお話は、私たちはそのようなイメージやレッテルから自由になることができることや、一人一人の思いに向き合ったり、感性をシェアしたりすることの大切さや楽しさを教えてくれるものでした。

お忙しい中、貴重なお話をして頂いたラハマリア・アウファ・ヤジッドさんに、心から感謝申し上げます!

文責:大塚優香(国際コース3年)、岡井宏文

多様化する社会の中の「じぶんらしさ」とは? 前橋清陵高校生と本学学生によるパネルディスカッションの開催 (2020/01/11)

さる2019年12月4日に、群馬県立前橋清陵高等学校の人権教育LHRにて、前橋清陵高校生と本学学生が「多様化する社会の中の『じぶんらしさ』」をテーマとしてパネルディスカッションを行いました。

今回のパネルディスカッションは、前橋清陵高校の人権教育LHR(ロングホームルーム)において、本学国際コース西舘ゼミ3年生らと前橋清陵高校生とが中心になり行いました。11月中旬に行われた準備会合には前橋清陵高校の先生と共に、外国にルーツを持つ人々がいかに自分の個性や強みを発揮することができるか/できたのか、その条件とは何か、社会には今何が求められるのかなどについて議論を行い、予備的な論点整理を行いました。

12月4日のパネルディスカッションでは、本学からはパネリストとしてペルー出身の有富はじめさん(国際コース4年)と、ブラジル出身の藤井さん(国際コース1年)、スウェーデンからの留学生であるアントン・ヨハンネス・ホルムストゥルムさん(英語コース3年)、日本国籍の鈴木理子さん(国際コース3年)が参加しました。また、前橋清陵高校からもブラジル出身の学生さんとパキスタン出身の学生さん2名がパネリストとして参加してくれました。

パネルディスカッションは2部構成を行われました。第1部では、パネリストの自己紹介と「自分らしさ」についてお話をしていただきました。有富さんは幼少期の頃、日本で生まれたのに外見が他の人と違うことについて悩み、漢字をたくさん勉強するなど日本人よりも日本人になろうと思ったそうです。しかし、ご両親の故郷であるペルーに行き、ペルー人である自分も認めることができたそうです。ホルムストゥルムさんは「スウェーデン人のなかでも、特にはっきりと、気持ちや感情を伝えてしまう」タイプだそうです。だからこそ、「本音とたてまえ」「空気をよむ」ことを大切にする日本には、当初、苦労したそうです。しかし、外国人らしい部分を受け入れてくれる友達と出会えたことにより、自分らしくなれたと言います。藤井さんは高校生のとき、髪の毛をストレートにして日本人のようになりたいと考えていましたが、大学に入学してやめたそうです。それをきっかけに、今はありのままの自分を受け入れるようになったそうです。

前橋清陵高校の学生さんにも日本に住んでいて苦労したことをお話していただきました。まず、ブラジル人出身の学生は妹の面倒をみることに責任を感じ、毎日、日本語の勉強をしたそうです。高校に進学する際に担任の先生から「(あなたの日本語の能力から考えると)あなたはどこにも進学できないだろう」と言われるも、その逆境に見事に打ち勝ち、前橋清陵高校に入学することが出来ました。パキスタン出身の学生は、主に言葉に関連した悩みを共有してくれました(人と話していて、2ヶ国語、3ヶ国語が混じってしまうようです)。しかしながら、世界共通の言語としての英語を勉強したことで世界が広がり、国際社会全体から自分のことを捉えることができるようになったこと、自信を持って生きることができるようになったこと、などを教えてくれました。

第2部では事前に配布していた質問シートを回収し、そこに記入してあった質問に答えました。回収してみると、たくさんの質問が記入してあり今回のパネルディスカッションを開催してよかったと感じました。私が特に印象に残ったのが「もし純日本人になれたら、なりたいですか」という質問への回答です。パネリストたちのほとんどが「なりたい」ときもあったけど、今は自分を前向きに受け入れ、自分のアイデンティティを大切にしている、と考えていることがわかり、感銘を受けました。

本学は大学名に入っている通り「国際的な」大学です。講義を受けるときに外国人を見ないときは少ないです。ですが私は外国人の友達は今まで小学生の時以来いたことがありませんでした。なので、そんな私にとってこの会は、外国人の方の考え方を知る貴重な機会となりました。議論をする前は「ダブルの人たちはおそらく、同じような悩みを抱えているのかな?」と考えていましたが、今回のパネルディスカッションからは、ひとりひとりが違った悩みを抱えていて、日本人と何ら変わりがないのでは、と思いました。この会をきっかけにして、私はまだ外国人と話したことがない日本人にもぜひ外国人と関わってほしいと思いました。

この場を借りてパネリストに参加してくれた方たちや前橋清陵高校の皆様に感謝を申し上げます。とりわけ前橋清陵高校の学生さんたちには、今回の議論が今後の学生生活に向けた何かのきっかけとなってくれたら嬉しく思います。

文責:狩野莉英(国際コース3年)・西舘崇

 

生涯学習講座『土笛を作ろう』開催のご案内 (2020/01/06)

共愛学園前橋国際大学地域共生研究センターでは、地域のみなさまを対象に生涯学習講座(陶芸教室)「土笛を作ろう」を企画しました。

制作を通して地域のみなさまとふれあいと深め、ものを作る楽しさを体験してみませんか?
みなさまのご参加をお待ちしています。
 
●日時:2020年2月19日(水)10:00~11:30
          2月26日(水)10:00~11:30
          3月18日(水)10:00~11:30
 
●場 所 共愛学園前橋国際大学 学芸棟1階美術演習室
●指導者 本多 正直(本学児童教育コース 教授)一般社団法人二紀会彫刻部委員 
●定 員   10名 (3名以下の場合は開講せず)
●対 象  一般の方
●受講料 2,000円(一度納入した受講料は返還できません。)
●申込方法 住所・氏名・電話番号をご記入の上、はがきまたはFAXにて下記までお申込みください。
●申込締切  2020年1月31日(金)
※申し込み多数の場合は抽選させていただきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
詳細はこちらよりご覧いただけます。2019年度土笛を作ろう
 
<問い合わせ先>
共愛学園前橋国際大学 地域共生研究センター 見目(けんもく)
 〒379-2192 前橋市小屋原町1154-4 
  (TEL)027-266-9060 (FAX)027-266-7576
  (Mail)kyosei-chiiki@c.kyoai.ac.jp 

2019年度地域児童教育研究会親睦会のご案内 (2020/01/06)

2019年度 地域児童研究会親睦会のご案内

地域児童教育専攻児童教育コースに関わる方々の交流の場として、親睦会を開催する運びとなりましたので下記のとおりご案内いたします。

 

1 日時 令和2年2月22日(土) 18:00~20:00

2 会場 はなの舞 前橋北口駅前店

       群馬県前橋市表町2丁目29-16

       027-226-7033  050-5267-2144

3 会費 5,000円 (飲み放題込み)

4 参加対象 地域児童専攻児童教育コース学生及び卒業生、

その他、同専攻同コースと関わりのある方

5 参加申込 chiikizidou@gmail.com 

件名に「地域児童教育親睦会参加」、本文にお名前、連絡先

を記載の上メールください。または、実行委員まで連絡してください。

申込締切は 令和2年2月1日(土) です。

6 その他 同日13時より、研究発表会も行われておりますのでこちらもぜひご参加ください。

 

詳細はこちら→ 親睦会ご案内(PDF)

【国際コースと地域連携シリーズ No.23】講演「多文化共生社会をいかに作るか〜日本語ボランティアを通じて」を開催しました! (2019/12/27)

【国際コースと地域連携シリーズ No.23】講演「多文化共生社会をいかに作るか〜日本語ボランティアを通じて」を開催しました!

さる12月9日(月)、授業「グローバル市民社会論」の時間に大泉国際交流協会から同会長の糸井昌信さんがお越しくださいました。

当日は「多文化共生社会をいかに作るか〜日本語ボランティアを通じて」をテーマに、大泉町の外国籍住民の状況や日本語講座の内容などについてお話ししてくださいました。

大泉町は群馬県の中でも外国籍住民の多い市町村の一つであり(2019年現在、群馬県内では第3位)、現在は7,623人もの外国籍住民が暮らしています。人口割合で考えると18.2%であり、約5人に1人が外国籍住民ということになります。

糸井さんはそんな大泉町において、ブラジルやペルー等南米からの移住者が増え始めた1980年代後半から1990年初頭にかけて、日本語講座をボランティアで始めました。現在はポルトガル語版の大泉町広報誌となった『GARAPA』(グラッパ)も、当初は糸井さんたちの手作りで編集し、印刷して配っていたとのことです。同誌には、ポルトガル語で記された緊急外来スケジュールなども電話番号入りで掲載されています。今では多言語化された緊急外来案内などは外国籍住民の多い全国の市町村で良く見かけますが、90年代にはまだ珍しかったそうです。

お話しの中ではまた、日本語講座を続ける上での課題や、教え方・学習支援方法をめぐる葛藤、日本語学習機会の情報提供のあり方、参考書の選定から開催場所の確保などに至るまで、外国籍住民への日本語教育をめぐる様々な状況について具体例を交えながら教えて頂きました。

学生たちからは「日本語講座の現状を良く知ることができた。自分も将来日本語教師を目指しているのでたくさんのことを学ぶことができた」「外国籍住民は日本社会において『情報弱者』とでも呼べるのではないか。自分に何ができるか考えたい」「外国人のためとか、日本人のためとか、巷には◯◯人のためなどと、誰かに限定した宣伝やイベントが多く見受けられるという指摘にハッとした。誰かに限定しないで皆で一緒に作る、協力し合うという発想に感銘を受けた」などの声が聞こえてきました。

お忙しい中、貴重なお話をしていただいた大泉国際交流協会の糸井さんに心から感謝申し上げます。

※本講演会は、本学における地域共生研究センターの助成を受けて行われたものです。

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一般の方のお問い合わせ:027-266-7575 入試に関するお問い合わせ:0120-5931-37

〒379-2192 群馬県前橋市小屋原町1154-4 TEL 027-266-7575 FAX 027-266-7576
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