2010年10月23・24日共愛学園前橋国際大学では学園祭(シャロン祭)が行われました。
 今年度は本学がユビキタスキャンパスになって初めての学園祭。ユビキタスキャンパスの中で、iPod touchやiPadはどのように活用されたのでしょうか?


Twitterを使って、各団体の宣伝・連絡に

  

  

 2010年10月23日、24日、共愛学園前橋国際大学では学園祭(シャロン祭)が行われました。シャロン祭の期間中、Twitter上では、学生共用のタグを使って各団体が各自の展示や模擬店の宣伝を行っていました。
それは例えば、

・1303教室の繭美蚕では、本日もご好評頂いたぷっちーずたるとを買っていただいたお客様には、お水か桑茶、お好きな方を無料でご提供いたします!休憩スペースも増やしました!ぜひお越しください(^o^)/
・今日も1313教室にて桑茶パウダー入りの、寒天とスイーツみたいなお豆腐を販売中!休憩所もありますのでお気軽にお立ち寄りください!
・Light Music 部 コンビニ前にてLive始まりました!!!
・「Manna DE カーニバル」12時から1号館玄関ホールにて。合唱団Mannaの楽しいステージ、是非聴きに来てください!\(^_^)/
・本日も学生が【5年後の共愛を考える】というテーマで発表をします!! 発表後に教授・学生・観客を交えたフリーディスカッションを予定してますので奮って参加して下さい♪ 

といったように。

 また、ユビキタスキャンパスでは、 Skype等のアプリを使えばiPod touchでどこでも連絡を取ることができます。学生たちはiPod touchを使って連絡を取り合い、ユビキタスキャンパスのネットワーク網を活用していたようです。


実行委員の会議資料はペーパーレス化で

  
 
 今回のシャロン祭では、資料はインターネット上のPizzaサーバにアップロードし、各自の実行委員はその資料を自分のiPod touchで見るというかたちで、資料のペーパーレス化を行いました。現段階では全ての資料をデジタル化し、ペーパーレス化するまでには至っていませんが、無駄な紙を使うのは少しでも減らそうといったエコの精神は、着実に学生たちの中に浸透していっているようです。本学では学生主体のエコキーパーを中心に、日々エコ活動を推進しています。こうした日々の活動は、シャロン祭といった学内イベントでも活かされています。

  今回のシャロン祭を通じて感じたのは、ユビキタスキャンパスが次のステップに入ったということです。初めのステップは、とにかくユビキタスキャンパスという学習環境を本学に導入することでした。つまり、無線LANを整備し、学生たちにiPod touchを配布するといったインフラ的整備を行うことが目的でした。こうした学内改革で難しいのはその次のステップです。つまり展開のステップです。どんなに素晴らしい学習インフラも、それを使う人がいなければ意味がありません。教職員がいくらみんなで使おうと叫んでも、それを大学の主体である学生たちが拒否してしまえば、このプロジェクトは何の意味もありません。実行委員のiPod touchの活用による資料のペーパーレス化をはじめ、売上をiPod touchでカウントし、計算していたり、iPod touchで自分たちのお店のメニューを見せていたり、ユビキタスキャンパスでは教職員の私たちが想像もしなかった使い方がシャロン祭の中では見られました。こうした状況を見て、私たち教職員は本学におけるユビキタスキャンパスプロジェクトは着実に次の展開のステップに入ったと感じることができました。



Ustreamを使って学生のプレゼンを世界中に配信

  

 2010年度のシャロン祭では、英語コース、情報・経営コース、心理・人間文化コースの4年生を中心とした有志によって、「5年後の共愛を考える」というタイトルの研究発表会が行われました。教職員の視点からではなく、学生の視点から共愛学園前橋国際の特徴、ユビキタスキャンパスへの提案、4号館:Kyoai Commonsへの提案などの発表がなされました。それに対して、本学学長、情報処理センター長、高等教育研究センター長や、地域の方々、他大学の学生、高校生たち、そして本学の学生たちを交えてのディスカッションが行われました。
 学生たちのプレゼンの様子は、Ustereamを通じて、リアルタイムで全世界に向けて発信されました。Ustreamとは、無料のストリーミング動画配信サービスです。学生たちのプレゼンの様子は、ユビキタスキャンパスのネットワークを通じて、世界へと発信されていきます。まさに、学生たちは世界に向けてプレゼンしているわけです。
 ディスカッションにおいては、教職員と学生といった枠、本学の関係者と地域の皆さまという枠といった様々な枠を超え、5年後の共愛というテーマについて、本当に熱い議論が交わされました。4年生たちにとっては5年後はすでに本学を卒業し、社会の一員となっていることでしょう。にもかかわらず、自分たちの大学を、母校をさらに面白い・良い大学にしたいという想いが本当に伝わってくる素敵なプレゼンでした。

 2010年度のシャロン祭は終了しました。初のユビキタスキャンパスでの学園祭ではこれまでに見られなかった様々なiPod touchの使い方、活用の仕方が見られました。しかし、これで終わりではありません。現に、シャロン祭が終わった瞬間から、Twitter上では、今年の学園祭の良かったところ、改善すべきところが学生たちの間で活発に議論され始めています。2011年のシャロン祭は、ユビキタスキャンパスの中で既にはじまっているのかもしれません。




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