共愛学園前橋国際大学では、2010年度5月からiPadを導入しました。

  本学では既に、2010年度4月から、学内の全域に無線LANを完備し、全学生にiPod touchを配付することによって、全国でも先進的なユビキタス・キャンパスを完成させました。2010年度の開始と同時の導入とはなりませんでしたが、いよいよiPadの導入によって、本学における学びはさらなる進化・深化を遂げることでしょう。

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ユビキタス・キャンパス始動

 共愛学園前橋国際大学は、2010年度より、全学生と全教職員にApple 社のiPod touch を配布、授業や大学運営の場面にiPad を順次導入予定、同時に学内すべてを無線LAN 化することで、ユビキタス・キャンパスを始動させます。
(※iPadは国内発売後、順次導入します。)

 2010年4月からは、双方向型授業の展開が促進されるのみならず、語学自習、時間割や授業概要などの学内情報・成績や出欠状況などの個別情報へのアクセス、履修登録など、キャンパスライフの様々なシーンにおいて文字どおりキャンパスの至る所でiPod touch を操作する学生たちの姿を目にすることができるでしょう。なお、今回配布するiPod touch は、共愛学園ロゴの入ったオリジナルiPod touchです。

 教育機関へのiPod touch 全学導入は全国的に見ても先進的です。 加えて、ユビキタス化により学生たちは校舎内のどこに居ても常時インターネットや学内LAN に接続することができます。こうした、本当の意味でユビキタス・キャンパスとなる取り組みも全国的に見て稀な取り組みであると自負しています。





「ちいさな大学」だからできること、共愛だからできること

 共愛学園前橋国際大学は、開設11年目の新しい大学です。しかしながら、その母体である共愛学園は、群馬において120年以上の伝統を持つキリスト教主義の学園です。

 また、本学は、全国でもトップクラスの「ちいさな大学」です。1学年300人以下、全学生を合わせても1000人以下の「ちいさな大学」です。しかし、だからこそできることがたくさんあります。
  たとえばそれは、教員と学生との距離の近さ、10人以下の授業の多さ、教員が学生全員の顔を覚えているといったように。だからこそ、日頃より学生同士、学生と教職 員、教職員同士のコミュニケーションが密で、顔の見える教育を行ってきました。一方で、本学は全国で初の2度目の財団法人大学基準協会からの適合認定を受け、その授業の多様さ、授業のバリエーションの広さなどから「学びの共愛」と呼ばれ、大規模大学と呼ばれる大学同様に高い評価を受けています。

 今回のKyoai Ubiquitous Campus Projectも「ちいさな大学」だからこそ実現できたことの一つです。2010年1月にプロジェクトチームを立ち上げ、そこから、全ての校舎への無線LANアクセスポイントの設置、デバイスの選択、全学教職員へのガイダンス、そして2010年4月には実際に全校舎をユビキタス化し、iPod touchを導入しました。

 「ちいさな大学」だからこそのスピード、 「ちいさな大学」だからこその学部単位ではなく全学同時導入。共愛学園前橋国際大学はこうした「ちいさな大学」だからこそできることを、学生たちとともに創っていきたいと考えています。





PCではなく、ノートブックでもなく、そしてiPhoneでもなくiPod touchな理由

 本プロジェクトの発端は、大学におけるPC教室の不足、という問題でした。既に、これまでにもほぼ全ての教室にPCを配備し、PC教室を完備していましたが、学生たちにとっての学びのためのPC環境としては、それでもまだ不足と本学は考えました。
 近年ではノートPCと無線LAN環境を指して”ユビキタス”という言葉が用いられることもありますが、本学では本当の意味で「いつでも、どこでも使える」という学び環境を目指しました。

 その一方で、本学の良さである”キャンパスを通した学生同士、学生とスタッフのコミュニケーション”も重視して端末を選択しました。
 検討段階では、コンピュータ教室の増築、ネットブック、ノートPC、iPhone 3GSなど、さまざまな案が挙げられました。それらの多数の候補の中から、常に使えるためのバッテリーの持続時間、携帯性の良さ、手軽さ、語学教育との親和性の高さなどからiPod touchやiPhone 3GSを最終段階の候補に残しました。
 その上で本学が重視したのは「大学に来てはじめて完成する学びのネットワーク環境」でした。”大学に来てはじめて様々なコンテンツやサービスを使えるユビキタスキャンパス”、”キャンパスに来て学生同士、学生と教職員で同じ機器を持ち互いに教え合い、助け合い、直接のコミュニケーションも失わない”、このような”大学に来ることの意味”を重視してiPod touchを最終的に選択しました。

 全学生、教職員が同じ機器を常に携帯し、学内のどこでも通信できることによって、メンテナンスコストを抑えつつも、紙資源の削減効果を得るなどにより、より一層のコスト削減も可能になります。また、iPod touch用に最適化された専用の出席アプリケーション、教育コンテンツを全員が利用することができ、コンテンツ開発のコストを抑えながらも、さらなる学習効果の向上を図ることができます。

 今回のiPod touchの導入に係る費用を学費に上乗せするということはしませんでした。これは全学生教職員のiPod touchの利用により、前述のとおりさまざまなコストの削減が可能になったためです。今回はiPod touchと同時に配布した電源アダプタ分の500円だけを施設設備費として頂く予定となっております。





iPod touchを通して、学生たちとつながる、先生とつながる、そして世界とつながる

 iPod touch、iPad を導入し、ユビキタス・キャンパスを創造することにより、双方向型の授業がこれまで以上に展開され、語学教育やe-Learning が充実、授業時における豊富な資料の提示やリアルタイムの情報活用、動画を駆使した授業の展開など、「学びの共愛学園前橋国際大学」がさらに深化/進化することが期待されます。
  このユビキタス化により、従来のPC 教室等に加え、iPod touch、ノートパソコンなどさまざまなデバイスを利用してインターネットや学内LAN にアクセスすることが可能となり、情報教育はもちろん、レポート・論文の作成などに十分な環境を確保することができるようになります。加えて、来るべきユビキタス社会に対応できるスキルの獲得にも繋がることでしょう。

 また、すでに導入してきた Gmail システムと併用することで学生一人ひとりにオンデマンドな情報を発信することが可能となるばかりではなく、出席登録、出欠状況確認、履修登録などにも活用し、これまで本学が取り組んできた学生一人ひとりへの支援をより推進します。 今後は、これまで実施してきた授業アンケートや学生満足度アンケートにも活用し、授業改善や大学改善に役立てるほか、学生一人ひとりのポートフォリオを蓄積し、個々の学生の学びと進路選択を強力にサポートします。

 ICTを導入することによって、人と人とのつながりが希薄になってしまうのでは?と思われる方もいるかもしれません。しかし、本学はそうは考えません。実際に、入学式のiPod touch配布時にも、初めて会う1年生同士が、iPod touchの使い方を教え合い、話し合っていました。彼らがこの先、大学同期の一生の友人としてつながっていくかもしれません。もしそうなれば、iPod touchが彼らをつないだとも、言えるかもしれません。
 ユビキタス・キャンパスの中で、学生たちは互いにiPod touchを使って授業を受け、学生生活を送っていきます。その中でiPod touchが学生たち同士を、教職員と学生をつないでいってくれることでしょう。 そしてその力は社会へとつながる力となるでしょう。


 このページでは、導入事例や学生のコメントなど、新たな情報を随時掲載していきます。

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