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教育講演会(児童教育コース主催)

小学校教員養成を主たる目的とする地域児童教育専攻児童教育コースでは、毎年2回、学外から講師をお招きし教育講演会を開催しています。今年の1回目は、7月14日(金)の2限「基礎演習Ⅰ」に行いました。今回の講師は、前橋市児童文化センター館長の佐藤博之先生でした。先生は、今年3月まで前橋市の教育長を8年間お勤めになられた教育行政のパイオニアです。

小学校教員養成課程の学生を前に、「教職をめざす学生へのメッセージ」と題してご講演をいただきました。

まず、現在お勤めの児童文化センターにおける「各種教室」などの中で、子供たちの表情に着目されていることを話題にされました。それは、小中学校での授業にも通じるもので、良い授業を行う上での教材研究の大切さについて説いてくださいました。つまり、授業(の導入段階)で子供たちの心をつかむためには、意図的な”しかけ”が必要であり、それがうまくいったかどうかは前述のとおり、学習者の表情を見れば分かるというものでした。そのためには、教科書の基礎的・基本的事項の理解はもちろんのこと、教材の本質を理解しておくことが大切だともおっしゃっていました。

また、前橋市の充実指針にも言及されました。その中で、子供たちの主体性を育てるためにはどうしたらよいかと問われ、(1)子供はすごい!?(2)口を挟まない・・・(3)道具を使う(4)友達と遊ぶ(5)子供をお客さんにしない(6)教師が主人公ではない。の点から説明してくださり、リスクを自分の力で解決していく力を育てることが大切ではないかとおっしゃいました。

最後に、多忙な学校現場についても理解しておくことが、小学校教員を目指すうえで重要だとおっしゃいました。午前8時過ぎから午後4時くらいまで、教師は児童とほとんど一緒にいる。それから、9時過ぎまで学校に残って翌日の授業準備や事務的な作業、会議などをする場合がある。教師の働き方改革としては、たとえば、空き時間を持てるような勤務体系(例えば、専科教員をつくるなど)にすることなどが必要ではないかとおっしゃっていました。

その他、中学校教師時代の教え子との同窓会でのエピソードや新学習指導要領の話題等、盛りだくさんの講演に、学生たちが真剣なまなざしで聞き入っていたのが印象的でした(K.K.)。

 

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