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国際コース

西舘 崇(NISHITATE TAKASHI)

身近な暮らしと地域社会、国、世界をつなぎ、共にたくましく学び合っていきましょう。

■専任講師                                   

■主な経歴

東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻博士課程修了

兼任講師(東京国際大学国際関係学部・同国際関係学研究科、明治学院大学国際学部、津田塾大学国際関係学科、玉川大学文学部、横浜市立大学国際総合科学部、湘南医療大学看護学科、東京農工大学農学研究院)       

外務省広報文化交流部文化交流課研究調査員      

公益財団法人日本国際フォーラム主任研究員

2016年4月より現職

出張先のリトアニアにて(外務省研究調査員時代)

出張先のリトアニアにて(外務省研究調査員時代)

 

■学位

博士(国際協力学)

 

■専門分野・研究テーマ

国際協力学、平和学、グローバル市民社会論、現代日本外交、地域の自立と民主主義

 

■担当科目

グローバル市民社会論、東南アジア論、海外フィールドワーク(フィリピン)、Global Leadership、基礎演習I・II、課題演習I・II

 

■担当科目の紹介

【グローバル市民社会論】

テーマは「私たちの身近な暮らしと国内外の諸問題をつなげて学ぶグローバル市民社会論」です。日本国内外における様々な出来事や諸問題は、私たちの身近な暮らしと密接に関連しています。講義では、私たちが実現すべき一つのグローバル市民社会像を、単に戦争のない状態(消極的平和)と定義するのではなく、環境問題や人種差別、貧困などあらゆるタイプの暴力が存在しない状態(積極的平和)と考えます。その上で、主に講義の前半部では具体的な諸問題と私たちの暮らしとのつながりを学びます。後半部では、様々な諸問題の解決と積極的平和の実現に向けて、私たち市民に何が出来るかを探求します。

 

【東南アジア論】

東南アジアはよく、文化的にも、宗教的にも、そして社会的にも多様であると言われます。しかし、各国は具体的にどのような点で異なっているのでしょうか。着ているもの、食べているもの、さらには大切にしていることにはどのような違いがあるのでしょうか。また、日本と東南アジアは歴史的にどのような関係を築きながら、現在に至っているのでしょうか。本講義は、東南アジアについて初めて学ぶための入門です。東南アジアを構成する諸国を様々な角度から紹介しながら、東南アジアの過去、現在、そして未来を考えます。

 

【海外フィールドワーク(フィリピン)】

フィリピンは「第二のヒロシマ・ナガサキ」と言われるほど、戦争や紛争の絶えない歴史を持っています。近代においては西欧列強による植民地支配を受け、近現代には米国、次いで日本による占領を経験しました。大戦中はまた、日米の激戦地となり、多くのフィリピン人が命を落としました。現代に目を転じれば、フィリピンは依然として世界有数の貧困国であり、人権問題や開発のあり方などが問われています。近年では、大型台風による被害を受け、特にレイテ島やサマール島の復興が大きな問題となっています。本フィールドワークでは、以上の背景を踏まえながら、フィリピンの首都マニラ及びその郊外と、フィリピン国内でもっとも貧しい地域と言われるイーストビサヤ地方(レイテ島やサマール島などを含む)を訪れ、次の3つのテーマ―「戦争と平和」「貧困と環境問題」「災害復興」―のもと調査研究を行います。

 

【Global Leadership】

授業はオール・イングリッシュのアクティブ・ラーニングの形で行われ、学生が中心となり、英語でのディスカッション、ディベート、発表・報告などを行います。学生は1年間を通して、様々な分野におけるリーダー像について学びます。また、リーダーシップについて客観的に考えるだけでなく、自分自身の将来を展望しながら、それぞれの仕事場や現場にてこれからどう生きるのか、そしてどのようにリーダーシップを発揮するのか。あるいは、どのようにリーダーを支えていくのかなど、自分との対話を英語で積極的に実践します。

 

【ゼミナール】

私たちの日々の暮らしは、様々な科学技術により成り立っていると言えます。しかし科学技術は、私たちの暮らしを豊かにする一方で、それを使用する側にとっても、技術を社会に提供する側にとっても‘意図せざる結果’を招くことがあります。現代世代における科学や技術に関する決定が、将来世代の暮らしに過大な影響を与えることもあります。本ゼミナール(演習)では、普段何気なく目にしている、あるいは使用している様々な技術を多角的に分析しながら、将来におけるグローバル市民社会のあり方について探求します。

 

■主な業績

【著書】

1.松原望・飯田敬輔編(2012)『国際政治の数理・計量分析入門』東京大学出版会。(共著者:松原望・飯田敬輔・芝井清久・西舘崇)

2.下羽友衛・東京国際大学国際関係学部下羽ゼミナール編(1999)『私たちが変わる、私たちが変える―環境問題と市民の力 学内・国内・海外での現場体験学習から』リサイクル文化社。(共著者:下羽友衛・川村尚孝・上田泰文・西舘崇・他)

 

【論文等】

1. 西舘崇(2018)「留学生による伊勢崎地域インターンシップ事業の意義」共愛学園前橋国際大学紀要『共愛学園前橋国際大学論集』第18号、333-346頁。

2. 西舘崇(2017)「両性の闘い」ゲーム・モデルの意義を問い直す ―「囚人のジレンマ」との比較検討を通して―」共愛学園前橋国際大学紀要『共愛学園前橋国際大学論集』第17号、119-133頁。

3. 西舘崇・太田美帆(2016)「合意に達しない熟議の価値―原子力エネルギー政策形成における熟議民主主義の到達点とは―」玉川大学文学部紀要『論叢』第56号、143-159頁。

4.西舘崇(2015)「グローバル・ガバナンスを担う人材を如何に育成するか―「下羽モデル」の実践を事例として―」環境思想・教育研究会『環境思想・教育研究』第8号、44-54頁。

5.西舘崇・太田美帆(2015)「なぜむつ市は核関連施設を受入れたのか―原発「お断り」仮説の追試を通して―」玉川大学文学部紀要『論叢』第55号、81-103頁。

6.Takashi NISHITATE(2013)“Finding Ways to Becoming ‘Strategically Beneficial Partners’”Working paper for the International Workshop: Japan-China Cooperation on Environmental and Energy Issues, Beijing Normal University, pp.1-4.

7.西舘崇(2010)「1990年代の朝鮮半島における日米韓の安全保障協力の条件―両性の闘いからの分析―」(博士学位論文)東京大学大学院新領域創成科学研究科。

8.西舘崇・芝井清久・松本渉(2010)「社会市民調査のデータ分析から考える安全保障政策に対する意識形成の要因」統計数理研究所『共同研究リポート』No.248、48-54頁。

9.芝井清久・西舘崇・松本渉(2010)「日本人の安全保障観と投票行動―市民社会調査の結果から―」統計数理研究所『共同研究リポート』No.248、55-59頁。

10.西舘崇(2009)「『嫉妬』は協力をもたらすか」東京大学大学院新領域創成科学研究科『国際協力学ワーキングペーパー』No.1、1-14頁。

11.西舘崇(2008)「1回限りの囚人のジレンマ・ゲームにおける『感情』の役割」社会理論学会『社会理論研究』第9号、157-179頁。

 

【論説・解説等】

1.西舘崇(2016)「『アイデアのつくり方』を発展的に考える」『クレスコ』No.189、36-37頁。

2. 西舘崇・小山田和代・澤佳成・古里貴士(2016)「座談会・原発事故との向き合い方を考える」季刊『人間と教育』第90号、96-103頁。

3.西舘崇(2015)「若者は戦争をどう学んだか-戦争経験、十字架山、エノラゲイ、バランギガから考える」季刊『人間と環境』第87号、44-51頁。

4.西舘崇(2006)「知識社会における『つなぐ』機能と『発信する』機能の重要性」科学新聞社・新技術振興渡辺記念会・未来工学研究所『知識社会とは何か?-25年後の日本、あなたはどう創りますか』11-15頁。

5.西舘崇(2005)「体験、発信活動、そして生き方へ-下羽ゼミでの3年間と大学院での2年間を比較して」下羽友衛・東京国際大学下羽ゼミナール編著『地球市民になるための学び方(第1巻)』日本図書センター、186-199頁。

6.西舘崇(2004)「対外政策と国内社会を繋ぐような外交論議を!」尾崎行雄記念財団『世界と議会』No. 481、6-8頁。

7.西舘崇(2001)「国家の未来を切り開く~私たちの国際NGO・NPO活動」尾崎行雄記念財団『世界と議会』No. 446、18-21頁。

8.西舘崇(2000)「国際政治の視点から環境教育を考える」ロシナンティ社『月刊むすぶ-自治・ひと・くらし』第4号、No. 352、20-22頁。

9.西舘崇・渡辺文郁(2000)「若者に環境問題をわかってもらうために-下羽ゼミにおける討論会から」ロシナンティ社『月刊むすぶ-自治・ひと・くらし』第4号、No. 352、57-59頁。

 

【書評】

1.西舘崇(2011)「二一世紀の国際政治における『パワー』をどう捉えるか」(対象:Nye, Joseph S. Jr. (2011) The Future of Power, Public Affairs)社会理論学会『社会理論研究』第12号、189-192頁。

2.西舘崇(2006)「社会科学としてのチャレンジャー号爆破事故調査」(対象:「ファインマン氏、ワシントンに行く-チャレンジャー号爆破事故調査のいきさつ」『困ります、ファインマンさん』岩波書店)社会理論学会『社会理論研究』第7号、126-130頁。

 

【辞書・事典等】

1.Takashi NISHITATE・GWEC Editorial Working Committee(2014)“Democratic People’s Republic of Korea,”GWEC Editorial Working Committee eds. A General World Environmental Chronology, Suirensha, pp.338-343.

 

【学会・国際会議等での報告】

1. 大谷明・清水美香・西舘崇(2018)「日本人と外国人との交流ができる国際交流サロンづくりの為の在住外国人意識調査」平成29年度 多文化共生シンポジウム「ぐんまの宝『外国人』と一緒に未来を創る〜多文化共生共同活動事例発表会〜」(前橋)。

2. 西舘崇(2017)「下北半島における原発・政治・教育〜むつ市核燃料中間貯蔵施設住民投票直接請求運動をめぐって〜」『全国教育研究交流集会』「ラウンドテーブル③」(東京)。

3. 西舘崇(2016)「下北地域の民主主義:『民主教育を進める下北の会』の実践から考える」共生社会システム学会、ミニシンポジウム「地域的な場の創造に向けてー青森県下北地域の調査から考える」(東京)。

4.太田美帆・西舘崇(2015)「『原発お断り』仮説追試の試み:青森県むつ市はなぜ核関連施設を受け入れたのか」国際開発学会(東京)。

5.Takashi NISHITATE(2014)“Japan-China Cooperation on Environmental and Energy Issues from the Perspectives of International Relations,” International Workshop: Japan-China Cooperation on Environmental and Energy Issues, Beijing Normal University, China.

6.西舘崇(2010)「1990年代の朝鮮半島問題における日米韓の安全保障協力―『両性の闘い』からの分析」日本国際政治学会(札幌)。

7.西舘崇(2010)「日米韓による政策調整グループ(TCOG)の再評価」日本軍縮学会(東京)。

8.Takashi NISHITATE(2010)“Cooperation among the U.S.A., the South Korea and Japan on the Korean Peninsula Problem in 1990s: Analysis from the Battle of the Sexes,”North East Asia Forum, Jilin University, China.

9.西舘崇(2008)「市民社会調査のデータ分析から考える安全保障意識形成の要因」日本行動計量学会(東京)。       

10.西舘崇(2007)「日米安保再定義交渉の中の大田県政に対する再評価」社会理論学会定例研究会(東京)。

11.西舘崇(2007)「知識社会における『つなぐ』機能と『発信する』機能の重要性」国際フォーラム『イノベーションとその取り組みをめぐる国際動向』(東京)

 

【講演・社会的活動等】

1. 伊勢崎市主催 平成29年度「多文化共生講演会・シンポジウム」第2部シンポジウム「外国人住民と共に乗りこえる災害〜『支える』から『支えあう』へ〜」コーディネーター(2018年2月)

2. NPO法人 多文化共生ぐんま主催(前橋国際交流協会 協力)「国際交流サロン in Benten Share House」コーディネーター(2018年1月)

3. 伊勢崎市青年会議所主催「いせさきグローバルネットワーク〜多文化共生から地域の活力へ〜」パネルディスカッション「実体験から紐解く、多文化共生」コーディネーター(2017年11月)

4. 全国キリスト教学校人権教育研究協議会主催 第28回全国キリスト教学校人権教育セミナー、第3分科会「在日外国人の人権〜実践から学ぶ外国にルーツをもつこともたちへの教育支援」コーディネーター(2017年8月)

5. 西舘崇(2012)「『男女共同参画社会』の実現に向けた日本の現状と世界の実態」港区立男女平等参画センター主催「男女共同参画週間記念フォーラム2012」(講演)

6.西舘崇(2011)「『協力』とは何か」慶応さんかく会(講演)

7.Takashi NISHITATE(2008)“International Collaboration for Sustainable Peace and Development”The Naval Institute of Technology – Biliran Campus, The Philippines, Commencement address.

 

【ゼミ生らの入賞論文及び社会的活動等】

1. 有富はじめ: パネリストとして「国際交流サロン in Mebashi-Benten-House」(前橋)に登壇・報告(2018年1月)。

2. 堀口美咲(2017)「地域社会を考えるー小中学校における外国籍児童と日本人児童の関わり方を通して多文化共生社会を築く」第9回 青雲塾中曽根康弘賞・佳作。

3. 佐々木知香(2016)「人口減社会を考える-基礎から構築する少子化対策」第8回 青雲塾中曽根康弘賞・佳作。

 

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