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4号館の必要性
本学では、国際社会学部国際社会学科の1年から4年次の学生約1000人が学生生活を送っています。約1.65万m2におよぶキャンパスには、1号館、2号館、3号館の建物をはじめ、体育館やグラウンドなどの施設が整備されています。その一方で、年々学生数が増加するに伴い、「共愛・共生の精神」に基づく特色のある教育を更に進める「学びの場」の拡充と、学生のキャンパスにおける日常の生活を支え、多様化する学生のキャンパス生活のニーズに十分に応え、学生達が真に豊かなキャンパスライフを支える拠点施設として「集い・憩いの場」の充実が求められている状況であります。
こうした背景から、本学は、進化・深化・共愛プロジェクト「学びの共愛」のコンセプトのもとにキャンパスにおける新たなシンボル施設として4号館を建設することにしました。この施設では、メディア・ライブラリーを中心に語学学習スペース、国際交流ラウンジ、教室などを配置した「学びの場」と、学生達が授業の間に休憩したり、食事をしたり、学生同士が交流したり、自習をしたり、課外活動をしたりする学生達の「集い・憩いの場」を一体化した本学の教育の基本理念とイメージを先導するランドマークとなる施設整備を目指しています。本計画を進めてゆく過程では、施設内容、空間構成、デザインなどとともに、本学キャンパス全体の教育環境づくり、及び、省エネルギーなど環境に配慮した施設のあり方とその管理運営なども含めて、多面的な検討が必要であります。
公募型プロポーザル:4号館建設工事事業計画の概要より
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公募型プロポーザル
上記のような4号館に対するニーズを元に 本学では公募型プロポーザルを行いました。多数の応募の中、学外の有識者を含めた検討の結果、乾久美子氏に担当して頂くこととなりました。
※以下は乾氏によるプロポーザル時の提案の一部です。
提案1:自然なリズムがつくる静寂とにぎわいの場所
自然なリズムをとりいれた建築を提案します。偶発的(必要面積から割り出される)な壁柱の配置により、向かいあう部屋同士の関係が多様化します。小さな部屋と大きな部屋が連結したり、つながり方に選択肢がふえたりと、部屋同士の新しい関係性が生まれます。それぞれの空間の落ち着き(静寂・一人)をのこしたまま他の空間へと自由に連続(にぎわい・みんな)していくように、静寂とにぎわいが両立するようになります。
提案2:ゾーニングの独立性と連続性の共存

各エリアは大きく「学び」「集い・憩い」に分かれています。さらに、各ゾーンの中も明快なストライプ状にゾーニングされます。同時にゾーニングを超えた重ね使いが可能となっているので、各エリアをダイナミックに補完しあう魅力的な連続性が生まれます。
■重ね使い例
| 情報カフェ |
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学生ラウンジ |
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| 語学学習ブース |
←
→ |
学生自習スペース |
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| カフェ |
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大レストラン |
←
→ |
学生ラウンジ |
提案3:キリスト教的精神を感じるランドマーク

シンプルで素なモチーフによって、キリスト教的精神をやわらかく感じさせる場をつくります。降りそそぐ天上からの光が、空間に明るさを与えると共に、めぐみの場所と感じ取れるイメージをつくりだします。
■モチーフ: スリットよりふりそそぐ「光」 天を感じさせる「大階段」 壁と床によるさりげない「十字架」の存在
提案4:キャンパスの歴史と対話する建築

計画される4 号館とチャペルによって、現在のキャンパスがもっているポテンシャルが顕在化します。それは、オープンスペースと建物が反復しているという構造です。また計画中のキャンパスモールは、本大学を超えて共愛学園全体のキャンパスストラクチャーを浮かび上がらせます。私たちは、このキャンパスストラクチャーをさまざまな角度から強化し発展させていくような役割を担う建築を提案します。
■具体的な方法
1)建物とオープンスペースが反復する、キャンパスストラクチャーの創造
2)キャンパスモールに対して正面性の高い建築が並ぶ、キャンパスストラクチャーの継承・発展

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